投票日

今日は衆院選の投票日だが、若者にとっては投票よりハロウィンイベントの方が大事で、政治への無関心は頂点に足している。

一歩、報道によると、小池都知事は過労で入院しているらしいが、二階俊博元幹事長の後ろ盾を失ない支持母体の空中分解から失意失念しての入院静養の色合いが濃い。

まあ、小池さんの女性初の総理大臣と言う野心については、世間の誰もが知る既成事実だが、権力を握ることのみが目的のような感じで、政治家にへの不信感はますます募る。

政治は、現実的なものの解決を主眼とするから、ときには紆余曲折、大義名分、主義主張、思想なきものになってしまうが、それでも基本的な方向性を失ったら政治とは言えない。

そんな視点からみれば、立憲民主党と共産党の選挙協力は、共産党と言う全く自由主義体制と相反する政治団体と組みすることから、あまりにもデタラメすぎる。なぜなら、山積する政治課題に米中経済戦争を紐付けるようなものだからである。

まあ、自民党も人材不足だが、野党も人材不足、簡単に言えば、真面なら政治や行政に手を出さないと思う。まあ、語弊があるが、政治や行政に集まり路頭を組む者は、利得を追い求めるものばかり、俗に言う「シロアリ軍団」である。

仮に、地方自治を例にとっても、中央政府や省庁の指示通りに行政が行われている訳で、コンビニでマイナンバーカードを使って住民票が取れるが如く、これからは出生届もオンライン化され、多くの行政事務が次々とオンライン化されていくとなれば、業務自体がフォーマット化され、自治体業務のほとんどがA I化され、選挙制度も二大政党制となると、地方自治の出番など皆無に等しい。

まあ、コロナを契機に、在宅勤務やリモートワークがこれまでの働き方を大きく変えたように、行政事務の取り扱いもオンライン化され、自治体業務の事務量は大幅に縮小することは明白であり、はっきり言って、地方自治体が「オワコン」である。

まあ、馬鹿でもチョンでも社会参加できる社会システムは、AI化により崩壊していく運命にあり、今はその過渡期ではないかと思う。

まあ、将来的には年金に代わりベーシックインカムが導入されるものと思われるが、そんな時代に何をもって「生き甲斐」とするかが、改めて課題となる。なぜなら仕事がAIによって大幅にフォーマット化され、奪い取られてしまうからで、今日のスーパーの自動レジなどを見れば一目瞭然である。まさにAIによる奴隷社会の縮図とも思える光景に、まあ、遊んで暮らせるならいいやといった思考停止の中に、もはや既成社会への逆戻りは不可能である。

いずれにせよ、生活レベルは、昭和の時代より圧倒的にグレードアップされているわけで、楽してこれだけの生活を享受できるなら、AIも大歓迎である。

しかし、そんな社会において、改めて何をもって社会参加するのか、何をもって社会奉仕するのかが、問われる訳で、どのような関係性を持って社会と関わるのか、いささか疑問が残る。

さらに、男女の関係なども、私たち団塊の世代には理解できないジェンダーフリーなどと言った、それこそ「変化と多様性」の真っ只中にあるわけで、未婚や離婚や同性婚などの社会認知の拡大から、すでに婚姻制度は崩壊しており、家庭生活のあり様も大きく変容している。

そんな時代背景を見据え、これからの政治的な課題や目標(マニフェスト選挙公約)を掲げるとなると、これは難しい。なぜなら個の社会は、これまでの政治体制や経済システムでは制御できないからで、特に民主主義は、変化と多様性の中に埋没し、話し合いなど全く意味がなさなくなる訳で、最終的には武力の行使と言うことになりかねないからである。

そんな訳で、今日は朝から雨、冴えない1日になりそうだ。即日開票だから、今日の夜半には日本の方向性が決まる。

今朝の雨のように、しょぼい日本にならぬことを期待しつつ、昨日いただいた愛知県の「半田うどん」をゴマだれで食べてみようと思う。

コロナも収まり、何はともあれ、食欲の秋に心から感謝したいと思う。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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