昨日はリフォームの真似事で、離れの煤けた板壁を外して化粧板を貼ってみたが、我ながらサイズ感もピッタリで大満足、そのまま調子に乗って、よせばいいのに、玄関先の赤い千両の実に触発されて、気持ちは早くもすっかり暮れの大掃除気分になってしまい、玄関先の鴨居に叩きをかけたから堪らない。
それこそ散りに積もった埃を頭から浴び、気持ち悪さMaxに、どうせ汚れついでなら庭土のふるい掛けもと、やり出すと止まらないから始末に悪い。
ところで、ディズニーランドのコンセプトは、「いつでもおいしいものが食べられて掃除が行き届いていること」らしいが、まさに今の私が追い求めていることで、ディズニーランドが夢の国と言われる所以に始めて気づいた。
ひたすら、安全、安心、便利、快適を追い求めてきたと思っていたが、それは「いつでもおいしいものが食べられて掃除が行き届いている夢の国」だった訳で、コロナ巣ごもり生活から一大奮起して、最初で最後の断捨離プロジェクトを試みた貴重な成果である。いっときは外出もできずに、フレイルになりそうだったが、DIYとガーデニングに救われた。さらに、家相風水をお手本に、生活環境の整備と料理にハマり、たどりついたところが「夢の国、いつでもおいしいものが食べられて掃除が行き届いている自宅」だったとは、笑ってしまう。
そんなわけで、今日も光輝く朝日に元気をもらい、掃除と料理に創意工夫して、私なりの夢の国を楽しもうと思う。
すべてに感謝したい。
しかし、こんな便利な機械があるなら、試してみたい。時代は至れり尽くせり、夢の国に向け誰もが一生懸命がんばっている。欲を言えば切りがないので、当分はローテクの人力ふるいで頑張ろうと思う次第である。