悲惨

ウクライナ難民が1000万人を超えたと言うが、侵攻から1ヶ月、遅々として停戦交渉は進まない。ロシア軍は消耗戦に切り替えキエフ奪還を目論んでいるようだが、ウクライナが抵抗をやめないかぎり被害が拡大するばかりで、改めて戦争の悲観さを痛感する。

戦争は尊い人命や財産を失うばかりか、幾代にも亘って培ってきた民族の伝統や文化を根こそぎ破壊してしまう訳で、全く無意味で無益だとしか言い様がない。

戦争が長引けば、ヨーロッパだけでなく、アジアや日本にもそれなりの影響が及ぶ訳で、円安物価高はまずもって免れないらしい。

考えてみるに、2年前の世界的なコロナ蔓延から、それこそ既存の生活様式が破壊されてしまった訳で、3密の回避から外出に始まり外食やスポーツ観戦や観劇の自粛、時短営業やリモートワーク、さらに冠婚葬祭までもが、大きく様変わりし、コロナが天下の宝刀になってしまい、全く無味乾燥な社会になってしまった。

そもそも、人間は人との関係性の中に生きる生き物だから、家族や狭い関係性の中に閉じ込められては、窮屈千万、何もいいことはない。幸せは人が運んでくるもの、動きのない関係性にばかり固執し執着していては、貧乏神に取り憑かれ、精神的にも落ち込んでしまう。

「犬も歩けば棒に当たる」あちこち出歩けば、それなりに人生楽しいことばかりで、新たな世界が広がる。

そんなことから、大分温かくなってきたので、時にはカメラ片手にストリートフォトでもしようと思うが、畑と離れのDIYが中途半端なのが気になる。まあ、物事は全て成り行き、ポストコロナに向け、社会の現実を見極めたい。

執着固執こそ、プーチンさんではないが、諸悪の根源、ロシア侵攻から得るものは庶民生活の崩壊、伝統文化の喪失、後世への恨みや憎しみしか生まない訳で、何の益も生じない。

そんな想いに、暗い気持ちはさておいて、とにかく季節は待ってくれないから、今年は精力的にいろんなことに取り組んで、新たな視点でポストコロナを楽しもうと思う次第である。

落花の後は新緑に癒される 感謝である

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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