コロナ自粛から新たに始めたガーデニングやDIYに晩節の活路を見出だす中、ウクライナ情勢がより深刻になるにつれ、身の安全や安心の確保の大切さや重要性を改めて痛感する。
さらに、 知床観光船の海難事故の様子を伺うとリスク回避の大切さを思い知る訳で、 アリストテレスがニコマコス倫理学で言う「 賢者は快楽を求めず苦痛なきを求める」と言うことが、幸せに暮らす秘訣ではないかと思う。
まあ、世間はどちらを向いても先行きが見えず、不公平、不平等の上、残酷で悲惨な惨状にあることは確かで、今日の社会は明るい夢や希望に満ち溢れた雰囲気はなく、不安や疲労や絶望と言った暗い雰囲気に包まれており「この世は一切皆苦」であることを思い知る。
そんな苦娑婆の中に、苦悩の日々を送っているのが私達であって、快楽を求め喜びや楽しみをカウントするより、事故や災難から身を守り苦悩や苦痛を回避する方が、幸せへの近道に思えてならない。
まあ、危ないことや怪しいことには近づかないことで、何事も深追いは禁物、引き際が大切である。
しかしながら、私達はなぜか苦手なことに頑張ったり、変なコンプレックスに悩まされたり、正に己の本質とは掛け離れたことにエネルギーの大半を費やしてしまう訳で、いつしか作られた自分に気づかず、無駄に人生を送っているような気がしてならない。
仮に本当の自分に目覚めれば、どんな状況や状態にあっても揺るぎない真我に自信を持って物事に臨める訳で、そんな人生の指針は闇雲に物事に挑戦するのではなく、よく物事を見据え自分なり勇気を持ってリスク回避することに尽きると思う。
そんな訳で、今日も自分なりに喜びと感謝の中に一日が終わる。夕飯は今年初めての冷やし中華だったが冷たくて美味しかった。明日はドコモクーポンから三輪素麺が届く。今日のような夏日には喉越しがいいので楽しみである。
すべてに感謝したい。