国民教育から市民教育へと時代は流れたが、自由、平等、民主主義、法による支配の中、節度ある礼節と制度設計の中に、生きる喜びを実感できる社会生活を手にしたかと言えば、甚だ疑問が残る。
まあ、世渡りは孔子の儒教、生きる指針は老子の道教にあると言うのが古来からの定説だが、何事も押せば押されるし、表があれば裏があるわけで、全てが二面構成になっていることは確かである。故にどちらに傾いても宜しくない訳で、お互いの半人足を補う男と女のような関係ではないかと思うが、生活レベルの向上と精神文化の荒廃が二律背反であることが悩ましい。
そんな想いに、風水からベッドの位置を窓辺から離して北向に寝てみたところ、今朝は以前より幾分落ち着いて眠れた気がする。何れにせよ、今日もいただいた生命を大切に、生きる喜びの中、新たな出会いを信じて頑張ろうと思う。
全てに感謝したい。