七五三

昨日は孫の七五三を池上本門寺でお祝いした。七五三の由来を紐解くと、平安時代に行われた3歳の「髪置き」、5歳の「袴着」、7歳の「帯解き」の儀式に由来する。昔は子供が病気で早くして亡くなることが多かったので、このような節目を設けて子供の成長に感謝しお祝いして、長寿と幸福を祈願したようだが、お祝いと厄払いを兼ねた祭事と言える。

運よくお天気にも恵まれ、暖かく秋晴れで、境内はメジャーな神社と異なり混雑することもなく、ご先祖様に健やかに育ったことをご報告し感謝し、これからの健康長寿と幸福を祈願した。ご祈祷を済ませ、お祝いの「千歳飴」をいただき、秋の紅葉を眺めたりバックに記念写真を撮ったりして、ゆったりと幸せを実感する秋の1日だった。ただひたすら感謝したい。

ところで、孫の七五三はこれが最後、残るは成人式や結婚のお祝い事だが、ここまで何とか生き延びてきたのだから、何分にも健康に長生きして孫たちのお祝い事に加わりたいものである。

それにしても、昨日は本当にお天気でよかった。今日は一変して肌寒く、先ほどから冷たい雨が降っている。午前中は時折日が差すお天気だったので、畑の土起こしや中庭の落ち葉などを拾い集めたが、最近は作業着や軍手やゴム長がすっかり板につき、妙に気持ちが落ち着く。楽チンで、正に「水を得た魚」と言った感じで、花鳥風月の営みにスッポリ嵌まった感がある。

これまで過ちや失敗ばかり、人生の目的を見失い人様にご迷惑の掛けっぱなしで、意味なき日々の連続だったが、コロナ自粛から家相風水をお手本に生活を見直す中、すべての営みが「心健らかにあることに繋がっている」ことに気づいた。コロナも悪いことばかりではない。

そんな訳で、世間三界は火宅の営みから、予期せぬ出来事ばかりだが、何分にも調和の取れた営みに一刻も早く戻ってもらいたいと思う。

想いは果てしなく尽きないが、時既に遅し「物言えば唇寒し秋の風」、夢を語るには時は遠く、もう元には戻れない。意味なき人生に乾杯、身近な絆に生きるしかない。

すべてに感謝したい。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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