最近YouTubeで犬猫に限らず、カラスやアヒル、ペンギンやダチョウ、ライオンや虎や熊などをペットに生活している動画を拝見するが、種を越える交わりに「犬猿の仲」と言った関係は全くのでたらめなれことを知った。
人間に虐待を受け怯えているワンちゃんなども優しく救護してやれば心を開き本来のワンちゃんに戻っていくことを目にすると、生活環境の大切さを痛感する。
今日的には身体能力や頭の良さは遺伝によるというのが定説だが、幸せは身体能力や頭の良さで決まる訳ではないから、それなりにいち早く自分の居場所を見つけたものが勝ちである。
人が羨むご縁でもパワハラやモラハラ、不倫やDVなどと言った苦難災難は幾らでもある訳で、如何に居心地のいい生活環境やパートナーを手にするかが人生最大の課題である。
まあYouTube動画に出てくる「とんでもない動物」との生活はまっぴらだが、それも二人揃って心地よいなら、それこそ幸せな訳で、人間の趣味嗜好の奥深さが伺える。
まあ、モーツァルトは下ネタフリーク、心理学者のフロイトはコカイン中毒、シューベルトは梅毒、シューマンは精神病、将軍綱吉は男色二刀流など、正に人間は「下半身に人格なし」で、趣味嗜好への拘りから執着、依存と支配の中で、悶え苦しんでいる訳で、覚めてみれば実に愚かである。
まあ、早い話が人生は「植木等のスーダラ節」であり、人様に迷惑を掛けなければいいとしたい。
そんな訳で、今日は昔のカセットテープで渡哲也と牧村三枝子の演歌を聞いているが、演歌は洋ものと違って、温泉宿や飲み屋の雰囲気がして、やけに心が安らぐ。演歌万歳である。
改めて今あることに感謝したい。
