一方的に社会によって作り出された価値観や世界観に操られ勝ち目のない戦いを強いられているからこそ苦しいのであって、そんな列車から飛び降りてしまえば、空は青く澄み渡り、大地は緑に萌えて風はそよ風に、花木に鳥や動物が生き生きと戯れ、すべてが大自然の包摂に素直に自由に暮らしていることに気づく。
煽てれば「豚も木に昇れるようになる」かも知れないが、昇れても高かが知れている。だから、作り出された成長や発展などと言った言葉には惑わされずに、社会通念や同調圧力には戦わず深入りせずに適当にやり過ごすことである。
とにかく、社会定義が多すぎる。本来的に近代社会は、自由平等民主主義、個人の主体性が確保されている筈なのに、様々な法律や制度で雁字搦めになってしまい、個人の自由や主体性は、社会定義された別ものに置き換えられてしまう。
最近は自分の体調管理も巷の健康情報に負っており、全く主体性を欠いた健康管理をしている。日頃の食べ物から運動や睡眠までフォーマットプログラムされた生活をしていて健康になれる訳がない。
まあ、情報による主体性の放棄もここまでくれば、正にカルトである。
そんな訳で、今日も成り行きに任せ、ヤマガラやメジロやヒヨドリを友に楽しくやっていこうと思う。
すべてに感謝したい。
