確かに日本の製造業はガタ落ち、身近な家電からちょっと手の込んだ道具の類でも、あれっと思うほど質が低下している。
安かろう悪かろう、百均が御用達では余りにも寂しい。「モノ作り日本」が泣く。とにかく、高級となればとても手が届かないものばかり、それ以外は一度使えばダメになるような粗悪品ばかりで、今の日本には「道具」は存在しない。まあ、道を極めて「道具」な訳で、職人魂が抜けたものなど単なる物品でしかない。今やメーカーと言う言葉も死語になりつつある訳で、寂しい限りである。
そんな想いに、せめて食品くらいは信用と信頼に値する社会であってほしいと思う次第である。