汗は皮膚の汗腺で作られるが、汗の塩分は皮膚の表面に到達するまでに再吸収される。しかし、加齢によりその機能が衰えると、塩分が再吸収されずに汗の塩分濃度が上がりベタベタ汗になる。

最近は若い人でもベタベタ汗になるようで、その原因はエアコンによる汗をかかない生活により汗腺が衰えてしまうことに起因するらしい。

汗腺の機能は汗をかけば改善されるので、運動や岩盤浴などで汗をかくことがベタベタ汗対策だが、快適な生活にも以外な落とし穴があるものである。

私は寝起きと夕刻に、夏場は昼にもシャワーを浴びるが、石鹸やシャンプーの類は使わないし、浴槽にゆっくり浸かることもない。要するにカラスの行水だが、身体がベトつくことはまずない。しかし、昨日は遅めのシャワーでエアコンの部屋にいたので、そのまま寝ようとしたところ、何となく顔や手足がベトつき気持ちが悪い。顔や首筋などを触るとベトつくのでシャワーを浴びたが、ベトつきが気になりネットで調べたところ、汗腺の老化を知った次第である。

この夏、熱中症を気にしてエアコンの生活に終始し汗腺が退化し体温調整が出来なくなったら一大事である。何事も緩急取り混ぜ、バランスと調和が大切なことを改めて実感した。

そんな訳で、昨日は小豆を煮るついでに、少し避けてビニールポットに小豆を育苗してみた。ネットによると簡単に育成できるようで、上手くいけば、九条ネギ、里芋、ジャガイモ、カボチャ、バジル、ゴーヤに継ぎ、エンドレス栽培が出来る。

歴史は繰り返えされる。生前によく母が戦争による食糧難の苦労話しをしてくれたが、食糧危機は戦争や天災で簡単に起こり得る。母の話しがベースとなり、そんな危機感が今のガーデンライフに繋がっていると思うが、世相に翻弄され落ち着いて顧みることがなかった若き日が悔やまれる。

話題の都知事選も、小池さんや蓮舫さんと言うより、その背後に群がる利権集団に日本の寂しい現実がある訳で、真に相手を思い遣る社会なら、様々なハラスメントや、原因や理由は兎も角、3組に1組、熟年離婚が離婚カップルの21.5%に達するような社会になる訳もなく、そんな家庭や社会における作られた個性教育で、真に個性的な日本人が再生されるかどうか疑問が残る。

私的には意外にも平凡な生活の不便さに解決の糸口があるような気がする訳で、お金や便利グッズで埋め合わせするのではなく、創意工夫と身近な気配りにこそ、己の身体が神仏そのものであることに気づき、真の個性を自覚できるのではないかと思う。

そんな想いに、今日は朝から雨、ちょっと冴えないが、気持ちを切り替えて頑張ろうと思う。改めて、今あることに感謝したい。

それにしても、鍬を持って畑にいると妙に心が落ち着く。足腰も鍛えられ自分を振り返り、内省と感謝と喜びの中に、ひたすら感謝したい。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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