雨の日なのに早く目が覚めた。お天気ならお花見に出掛けたいところだが、この天気では叶わない。
ところで、雨の日や低気圧の日は、晴々と気持ちが高揚する晴れの日や高気圧の日と違って、気持ちが沈み憂鬱になるのは動物として極ありふれた精神作用らしいが、気分転換にランチを奢ったりするくらいならいいが、将来を方向つけるような大切なことは決断しない方がいい。
とにかく、私達はいろんなことを自分の意志や意識で決めているような気がするが、実はその背後に「風寒暑湿」と言った生活環境が無意識を通して大きく関与している。
だから、部屋の整理整頓や身なり服装は大切である。部屋の中がごちゃごちゃしている人は頭の中も散らかっており、延いては気持ちや精神までごちゃ混ぜで、悩まなくてもいいものをいつまでも悩み、大切なことがなかなか決まらず好機を失うことになる。だから、身なり服装や理容には常に気を配り、身体を清潔に保ち、掃除や身辺整理を徹底して、生活環境をスッキリSimpleな状態にしておくことが大切である。
見た目だけでなく生活環境を整えることは、健全な精神活動を支えることになるからで、暑さ寒さ対策は勿論、不潔な不快な場所には近寄らぬことが一番である。
仏典に「不浄な心は不浄なものも美しく見える」とあるが、野生の営みはさておき、その背後にある精神の囁きに耳を傾けるべきで、男女の求愛行動や人間の想いを昇華させ形にしたものとして、文化芸術の存在は健全な方向性を示唆するものとして受け止められる。
そんな想いに、外に目をやると、大分明るくなってきて、先ほどの沈んだ気持ちも和らぎ、フローラの香りに元気をもらえた。想いは果てしなく時空を超えるが、改めて今あることに感謝したい。