健康を維持するには、一日一回心臓がドキドキするような適度な運動をすることが望ましいと言われる。そう言われてみると、ドキドキするような運動をすれば、いつも届かぬ毛細血管にまで血液が回り、血管の詰まりも解消されるような気がする。
つまり、血液循環が滞るとリンパの流れも停滞して老廃物も溜まり、いいことはないのである。しかし、運動もやりすぎると反って、老廃物が溜まってよくないようで、何事も物事は極め尽くすより、いい加減にやった方ががいいのである。
ところで、心臓がドキドキするのは何も運動ばかりではない。ちょっと好みの女性に会ってお話したりすると心拍数が上がるのが分かる。女性でもちょっと好みのイケメンに会いお話などすると、男性以上に心拍数が上がるようである。まあ、人間も動物なので当然のことであるが、異性を意識する生活が健康に悪い訳がないのである。
私ごとであるが、在職中は仕事に疲れるとよく女子職員を相手に芸能人のゴシップなどを話題に変な話を仕掛けると、笑いながら「仕事に疲れてますね……」と即座に交されたりしたが、適度に話題に乗るところは、頭のいい気の利いた職員だと思った。会話はオブラートに包まれた男女のゴシップが多かったように思うが、今でも忘れえぬ楽しい会話であり想い出でもある。
ところで、よく職場のセクハラが問題になるが、私はなぜか頭のいい気の利いた職員ばかりに恵まれたせいか、そんなことはどこ吹く風、爆笑に笑を重ね互いに適度に血の巡りもよくなって、ストレス解消の楽しい想い出しかない。まあ、セクハラとかパワハラが問題になるのは、お互いに家族のような信頼関係がないからで、あれば問題になる訳がない。まあ、そんなケースはよほど劣悪な殺伐とした人間関係の職場ではないかと思う。
そもそも「男と女は止められない」そんな関係が健康に悪い訳がない。悪いと考えるのは悪いことを考えているからである。男と女の会話ほど楽しいものはないのである。異性を意識して語るには前頭葉を酷使して話す訳だからボケ防止にもなるのである。
そんな訳で、会話はリズムとも言われる。日々の徒然に、季節感のある男女の会話をウイットを交えてこれからも楽しんでいくのが、一番のドキドキではないかと思う次第である。