昨日のFNS歌謡祭で、小室哲哉と華原朋美の15年目の元恋人同士の共演を観ることができたが、朋ちゃんの想いの強さと小室さんの今の生活ぶりを察するに、現実は誰にとっても残酷なものだと想った。確か小室さんの奥さんは、くも膜下出血で倒れてリハビリの身である。海外での音楽事業にも失敗して昔の面影はない。
ただ、音楽家であるので、15年の月日には色褪せないものを感じたが、やはり、今日の世相にベストマッチとは言えず、懐かしの oldiesと言った感じがした。
時の流れ、現実とはそんなもので、これ以上のものはないと想う愛も想いも、いつしか手許から零れ落ち、誰もが元の自分に戻っていく。多分手にした愛に偽りはないが、想いは時空を超え、現実が追い付けない処にその原因があるのではないだろうか。
そんな訳で、想いは果てしなく、今日も尽きることはない。