紅白で歌われる歌は今日の世相を反映するものと思うが、若手が歌う歌は何を言わんとしているのか意味不明な歌が多い。見た目で勝負する時代ではあるが、マイケル・ジャクソンのようなダンスパフーマンスもないとちょっとお寒い感じがする。
そんな中にも、まあ聴ける歌も何曲かあるが、どれもこれも愛に飢えた想いを歌っていて、今年一年、日本中の人がこんな歌を聴いて自分を元気つけて頑張ってきたのだろうと想うと、音楽の持つ力の大きさを改めて感じた。
失敗や挫折から立ち上がり再起するには、それなりのエネルギーが必要であるが、それが街角に流れる流行歌なんてこともあるのではないだろうか。その時の想いがその歌を聴くと思い出されるとか、全く関係ないのだけど、その曲の中に自分の想いが謳いこまれていたりすることも結構あるからである。
そんな想いを持って、今年の紅白を楽しんだが、どうも白組が圧倒的に勝利したようである。もう15分もすれば年明けである。来年も良い年となるよう頑張っていきたいと思う。