恐らく自然界において、乳飲み子ほど弱い存在はない。しかし、その弱さゆえに最も強い存在でもある訳で、そのすべてを託すその微笑に勝るものはない。
ところで、クリスマスは「イエス・キリスト」の誕生をお祝いする日であるが、いつしか自我に目覚め、雁字搦めになって悶え苦しんでいる私達の心を解き放つ日でもある。
そんな想いに、すべてを捨て、主イエス・キリストの御名を崇め、主の生誕を心からお祝いしたいと思う。