ご案内のように、戦争は極めて野蛮で愚かな行為に思えるが、その実体は国家戦略であり、綿密な政治的な判断に基づいて行われるものである。
ゆえに、非武装中立などと能天気なことを言っていると、中国は尖閣諸島を「核心的利益」と言っていることから、沖縄でさえ中国の領土になりかねない。北方領土についても、戦後70年経っても返還されないものが、今さら返還される訳がない。領土とはそういうものである。
私的には、これだけグローバルな時代になると、どこの国の文化や思想や、世界観や価値観や宗教観がよいのか分からないが、少なくとも自分たちの世界観や価値観と同調できないものはNGである。
国際条約や合意は、その後の情勢により破棄や変更は当たり前といっても、それを広範に歪曲して捉え、人間として信義を欠くようなことを平気でするような韓国とは、喧嘩することはないが、無理してお付き合いすることはないと思う。
日本人の民度や精神性が高いのか、大陸の中国や韓国が現実的過ぎるのか分からないが、その世界観や価値観は、西欧諸国より遥かに近い距離に位置しているにも関わらず、同調できないものばかりで、こと日本人の感覚や感性は、彼等を飛び越えて寧ろヨーロッパ諸国の人々に近いような気がする。
まあ、到底受け入れられない価値観や世界観や思想や文化の国に占領され、北ウイグル自治区のように漢民族への同化政策が強要され民族殲滅の憂き目に会ったらどうするのだろう。
まあ、戦わずして殺されようが同化されようが構わないという人もいるが、そんな人間は、善悪の狭間に自由意志を持って生きることを許してくれた神の意志を踏み躙り冒涜するものとしか思えない。
ところで、ご案内のように、今日の戦争の形態は、武力戦に限らず、情報戦や経済封鎖など多岐に渡っている。工作員による拉致や無差別テロや政治や宗教やマスコミやマスメディアによる画策など、日本におけるさまざまな出来事を振り返ってみても、そんな不穏な動きを感じるような事件もない訳でもない。
そこで、そんな視点から、今の日本を眺めると、小泉内閣の構造改革の下、広く外国に規制を緩和し撤廃しグローバル化を受け入れた時点で、日本は敗戦国の憂き目に晒されている訳で、国民が日常的にスマホを使う時代になれば、すでに情報戦では、米国の監視下にあると言っても過言ではない。
そんな状況下に、私的には少なくとも、西欧文化の方が、中韓の文化よりまだマシに思え、日本の和食文化やアニメやゲームなどの文化を通して、日本の文化や風習を世界に広め、日本の価値観や世界観を世界基準(グローバルスタンダード)にしていく努力をすべきだと思う。
そんな想いに、暮れの紅白歌合戦に出場した倉木麻衣のアニメソングなどは、今日的な日本の女性の美意識や感性を世界にアピールするものだと思うし、これも情報戦の1つと考えられない事はない。
そんな日本の女性の美意識や感性に、改めて日本は、天照大神や卑弥呼や浅井長政の三姉妹から「なでしこジャパン」や宝塚やAKB48から、山尾志桜里衆議や豊田真由子元衆議や金子恵美元衆議や小池百合子都知事の緑の乱に至るまで、女性の底力や恐ろしさを痛感する訳で、正に「触らぬ神に祟りなし」は金言である。
そんなことから、女性の活躍に日本の将来を託す安倍内閣の方針はズバリ的を得ているように思う。今後の彼女らの活躍に、その才覚と恐ろしさを知るがゆえに、大いに期待したいと思う。