春の日差し

3月6日は啓蟄(けいちつ)。冬の間に冬眠していた虫が、春の訪れを感じて土の中から出てくる頃とされる日だが、よく落ち着いて考えてみると気持ちが悪い。

さらに、最近は気候変動による爆弾低気圧の影響から、ポカポカ陽気どころか、春一番も吹き飛ばれそうで、「春雨だ、濡れていこう…」などと洒落てみても「あなた 頭大丈夫…」などと言われるが落ちである。

それに、最近は生活は豊かになったが、利益や効率が優先され精神的にゆとりがなくなる一方、全てがお膳立てされ、商業化され、カテゴリー化され、フォーマット化されたり、スケジュール管理されたりして、至れり尽くせりの過剰サービスが当たり前になり、却って生活の自由度や潤いが失われてしまったような気がする。

つまり、社会全体が管理されてしまい、社会の決まりや常識、法律や制度、マナーやエチケット等が優先され幅がなくなって、それにそぐわない者は、直ぐに異質な目で見られ、批判やバッシングの対象になってしまう訳で、パワハラだのセクハラだのモラハラだのと言われると、うっかり女性に声もかけられない。

本来、男性なら女性に声の一つや二つかけて話をしたいと思うし、女性の方も、よっぽど怪しかったり不自然でなければ、男性から話かけられて、嫌な気分になる人は、そうはいないと思う。

まあ、フランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴではないが、口説く自由も口説かれる自由もあって然るべきで、軟派が許されない社会の方がおかしいと思う。

まあ、簡単に言えば、恋のチャンスはそこら中に転がっているわけで、恋愛などは「ノリ」でするもので、深く考えてするものではない。

まあ恋愛に限らず、何事も深く考えていては何も出来ない。何事もケースバイケース、自分の責任の範囲で自由にやればいいと思う。

そんなわけで、春の雨も三寒四温、早く暖かくなって、今年も薄紅色の桜花に彩られた日本の春を楽しみたいと思うが、そんな仄々とした心とは裏腹に、このところの「春の嵐」に悩まされるくらいなら、秋の長雨の方が風情があっていいように思う。

そんな中、話は全く変わるが、女子レスリングで五輪4連覇し国民栄誉賞を受賞した伊調馨(33=ALSOK)さんが、日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)から繰り返しパワーハラスメントを受けていたとして、レスリング関係者が内閣府の公益認定等委員会に告発状を出していると言うが、在日勢力も関与しているようで、華々しい選手生活の裏にも、結構ドロドロした人間関係があるようである。

そんな中、平昌オリンピックで活躍した羽生結弦選手にも国民栄誉賞が授与されるらしいが、スケートやジャンプなどの他の競技でも、伊調選手と同じようなことがなければいいと思うが…

また、今朝のニュースによると、歌手の橋幸夫さんが74歳にして、昨年暮れに熟年離婚していたようで、橋さんは老後は1人で静かに暮らしたいらしいが、これから先、自分の身体も自由が利かなくなるから、若い彼女でもいるなら別だが、なんか寂しい話である。

そんな訳で、春風に、いつになってもピリオドが打てない私だが、それでも、そんな「春の訪れ」に、元より足らぬ自分が何故か心地よく、すべてに感謝したいと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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