初夏

明日は点滴治療に行きます。元気です。

草刈りも一段落、晴れて娑婆の苦役から開放され、今日はカメラ片手に、湧き上がる想いを胸に愛犬のクーちゃんと初夏の富士川クラフトパークに遊んでみた。

家を出る時はちょっと元気がなかったが、向こうにつく頃には元気になって、芝生の広場で嬉しそうに走り出したが、何せ病気療養中なので、こちらにしてみるとハラハラドキドキもので、腰も大きく曲がってしまい痛々しく、昔のように一緒になって走り回れないところが悲しい。

さらに、今日はクラフトパーク自体がお休みで、駐車場もガラガラ、人もまばらで、おまけに薔薇もまだ見頃には程遠い状況で、全く振るわなかった。レストランはともかく、売店くらいは開いていてもいいと思ったが、自販機も見当たらない状況には閉口した。

それでも、早咲きの薔薇をバックに初夏のワンショットを残すことができ、僕らにとっては想い出が一つ増えたので、来て良かったと思った。

ところで、富士川のクラフトパークと言えば、3年前の12月5日に亡くなったTiffaのことを思い出す。その年の春の薔薇のシーズン時にはとても元気で、芝生の広場で走り回り、レストランの待合いで、妻の手からアイスクリームをもらってご満悦で食べていたが、当日は至極天気がよく暑いくらいで、パークの木陰に憩い、妻が用意した水飲みボールから水筒の冷たい水をもらって、美味しそうに飲んでいたのが忘れられない。

それでも、今日は100枚程の写真を残せたが、時が経てば、皆んな忘れ去られてしまうと思うと悲しくなる。それでも、季節になれば、何かに取り憑かれたように、想いをいろんなものに重ねてみたくなるのは、無知無明、無知蒙昧の為せる業である。しかし、暫し憂いと悲しみ満ちた現実を忘れ、イメージの世界に遊べる喜びは、何ものにも替え難い。意味不明の人生を埋める力があるように思う。

そんな訳で、今年の初夏はなるべく田舎で愛犬クーと行動を共にし、一緒にストリートフォトして、たくさんの想い出を残していこうと思う。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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