ミネラル

ご案内のように、カルシウム不足は骨粗鬆症に、塩分の摂り過ぎは高血圧に、塩素やトリハロメタンはガンに、アルミニウムや銅や水銀や鉛の蓄積は脳や神経系にダメージを与え、手が震えたり、痴呆症になると言う。

しかも、最近は浄水器で有害なミネラルだけでなく有益なミネラルも除去されてしまうから、水からミネラルを補給するとなると、ポカリスエットのようなミネラル水を飲むことになる。しかし、これも人工的に調合したものだから人体に本当に有益なものか疑問が残る。

まあ、ミネラル不足だと食事しても栄養が吸収できないらしいので、食事には気を遣う必要があるが、巷の健康情報は特定のミネラルを抜いた実験を繰り返した結果であり、栄養の吸収は人種や年齢や性別も絡むからイマイチ信憑性に欠ける。

また、ストレスはミネラルバランスを崩すと言うので、あまり栄養やミネラルバランスを気にしないで、旬のものを満遍なく食するのが、私的にはいいように思う。

まあ、人生を豊かに楽しくやっていくには、何事も遠からず近からず適当な距離感を持って寡欲に徹することで、成り行きに任せて気楽にやるのが一番である。そんな極意は食事ばかりでなく、生きていくのに欠かせない様々な人間関係にも通じるものがあり、食事も人間関係も共に中庸に徹する諸刃の剣と言える。

しかし、なかなか適当な距離感を持つことは難しく、方や食べ過ぎや偏食になってしまい、方やお節介や依存や支配になってしまい、なかなか自律した関係性を持って生きるには、それなりに知識や知恵が必要である。

そんな訳で、いろいろ調べてみると、物事の元凶はストレスにあるようで、不用意にストレスによって動いてしまうと、さらなるストレスを呼び込み、負のスパイラルに堕ちていくらしく、その辺の欲求を自分なりに分析する必要があるが、簡単に言えば、行動を起こす一歩手前で、世間の常識や理想に捕らわれないで、更なる目線で感情や感性の目的を捉えることだと思う。

まあ、精神科医であり心理学者のアドラーによると「人生の悩みの大半は人間関係にあり、感情には目的がある。」と言うから、常に己の感情を客観的にトレースしていけば、何事にも適当な距離感のある生活ができるのではないかと思う。

そんな想いに、今日は夕食にガン予防にニンニクを炒めて食べたが、普段食べ慣れないから胸が焼ける。「過ぎたるは及ばざるが如し」と言うが、過度な健康志向も考えものである。

この経験を活かし、また明日から愛と正義と勇気を信じて、頑張ろうと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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