こんな夏はもはや夢物語である。オリンピックは今の日本の現状を踏まえて名乗りを上げているロンドンに譲り、再起を目指したらどうだろうか。
突き進むばかりが能ではない。引くもまた兵法である。形勢不利とあらば一目散に逃げるのも英断である。
感染の目安とされる再生産数が3とされるコロナウィルスの封じ込めに、日本の医療体制が追いつかないなら、無理して追っつけ仕事をしないで、逃げるが勝ちである。
民主主義の大原則である情報の開示もせず、体制の維持と保身に走る官僚や政治家やマスコミの劣化には目に余るものがある。何処ぞの国のことなどと笑えない。一蓮托生である。
そんな連中より、自分の出来ることで震災被災地を元気づけたアイドルの方がよほどましで誠意がある。
いずれにせよ、情報統制され、韓国並みに偏向教育された今の日本の前途は暗い。お花畑とお笑いに沈む私たちに救いはあるのだろうか。この際だから、先人の教えに今一度学んでみようと思う次第である。