出来事

クチナシの甘い香りにコロナも退散

雇用保険の追加請求のご案内が今年の1月にあって、2月の7日に回答したが、そのままになっていたので様子を厚生労働省に聞いてみたところ、地元のハローワークに進捗状況を確認してほしいとのことなので、電話を入れたところ、窓口に来てほしいとのことなので、今朝伺って様子を聞いてみた。

それで、私が2月7日に厚労省に回答した件については、地元のハローワークに3月下旬に届いていたが、現在ハローワークで処理しているのは1月下旬に厚生省から届いたものを処理しており、その進捗状況たるものは惨憺たるものである。

コロナの影響もあると思うが、とにかく件数が多く、処理しきれないらしい。単純に考えても私のケースは3月下旬に地元のハローワークに届いているわけだから、これから2ヶ月以上経って処理され、それが厚生労働省に送付され審査されて、秋頃に追加給付金が振り込まれると言う手順らしい。

まあ、なんというか、このコンピューターの時代に、優秀な国家公務員がこの程度の事務処理能力では、お先が思い遣られる。対応してくれた職員の方は丁寧でしっかり説明してくれたものの、小泉内閣の構造改革の柱である小さな政府を標榜し、業務の簡素化と省力化による組織運営とは程遠い。

こんなことでは、また新たな問題が生じれば、個人情報を盾に回りくどい事務処理や説明をしなければならなくなる訳で、実にナンセンスである。物事には間違いはつきもの、迅速に対応できるシステムを構築すべきだと思う。

そんなことで、私なりに要望を担当の責任者に述べてきたが、何かかわいそうな気がした。なぜなら、今の日本の行政組織は、物事の本質を捉え自分で考え対処できないからで、完全に組織劣化を起こしている。

そもそも、電通やパソナに給付業務を丸投げして、中抜き行政に何の抵抗もない組織などは、コスト意識や業務に対する真剣な思いもないわけで、こんな仕事にプライドを持てるとしたら、既に人間として終わっている。

そんな訳で、わたし的にはクレームではなく、物事の道理をしっかり説明できる社会になるよう、自分なりに活動していこうと思うが、そんな風だから今の世相には合わない訳で、年寄りが嫌われる原因の1つだと思う。

まあ、今回のコロナパンデミックは自立と自己責任のみが、自己免疫を高め最大の防御となることからして、起こるべくして起こった出来事ではないかと思うが、そんな中にもいろんなものが淘汰され、新たなスッキリした時代の幕開けに期待したいと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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