高齢化

朝日新聞デジタルに、女性の4人に1人が70歳以上と言うショッキングな記事が掲載されていた。女性の半数が50歳以上とは認識していたが、最近は歳を感じさせない女性が多く、1人しょぼくれて老いぼれていく男性とは異なり、ますます元気になっているような気がする。

しかし、これでは政府や自治体が幾ら少子化対策に力を入れても、とてもV字回復を果たせるはずもなく、人口減少に歯止めが掛からないのは当然である。

事態を重く見た内閣府は来年度から600,000円を上限に新婚家庭に補助金を出すそうだが、対象年齢や年収条件を大幅に緩和し、39歳以下年収5,400,000円未満に拡大するらしい。しかしながら、ことは緊急を要するから、来年度から何て悠長なことを言っていないで、コロナのこともあるので、年度をさかのぼって直ぐにでも助成すべきである。

さらに、結婚助成金に加え、出産にかかる経費や教育費なども完全に無料化して親の負担を大幅に軽減しなければ、今の状況を改善する突破口にもならないものと思われる。

とにかく、子育てや教育は国策の要だから、教育関係者は声を大にして、政府や自治体に働きかけ、政策や制度の拡充を訴えるべきであり、このままでは日本民族は絶滅危惧種になってしまう。

そんな中、今年は町内の秋のお祭りもコロナのおかげでお赤飯とおまんじゅうが配られただけで、お神輿も山車も中止となった。もっとも、神輿を出しても担ぎ手不足で、毎年お祭りボランティアを動員する始末で、秋は子供がいない地域社会の寂しさが浮き彫りになる。

しかしながら、その一方では犬や猫を連れて町内を歩く高齢者の姿を見かけることが多く、人間もワンチャンも高齢化の一途を辿るばかりである。時に我が家の愛犬Janian君も18歳と3ヵ月を迎え、時々トイレが間に合わないが、いたって元気である。目も耳も悪くなってあちこちぶつかりながらコテンと転んだりしているが、オリンピックまでとにかく長生きできたことが無条件に嬉しい。背中や腰をマッサージしてやると気持ちがいいらしく、もっとやれと鼻で私の手を突く。そんなワンチャンとのやりとりも終焉に近いが、私としても最後のワンちゃんなので、大切にしてやろうと思う。

そんな訳で、今日は久々に地元のスーパーで寿司を買って食べたが、シルバーウィークだけあって、店頭にはいろんな寿司折が並べられ、どれにしようか迷いに迷った。しかし、目移りするくらい食欲もあるので、自分としてはこの機に乗じてたくさん食べ、コロナに負けない体力を身につけ、来たるべく厳しい冬に備えようと思う次第である。

それにしても、4人に1人が70歳以上とは言え日本の女性は歳の割に若くて綺麗である。願わくば、生涯「女性であること」を忘れないで場に華を添えて欲しいと思う。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
カテゴリー: 未分類 パーマリンク