今日はちょっと寒ったが、明日のゴミ収集日に合わせて、裏の家の片付けをした。普段使っていないので、それこそホコリが溜まりに溜まって、長雨の後なのでカビ臭が漂う。
家の周りも草ぼうぼうで、きれいにするのに半日掛かった。近い内に取り壊すつもりだが、やはり人が住んでいないと痛みが酷い。借り手がいれば貸してもいいが、借り手もいないだろう。
それでも、窓や戸を開け放ち、とにかく片っ端から処分したら、六畳二間も昭和レトロの雰囲気が漂う草庵に思えないこともない。しかし、戸や窓を開け放しておくと野良猫が入るから困ったものである。とりあえず今回はワンちゃん用のフェンスで工夫してみたが、安い換気扇でも取り付けて、とにかく空気を入れ替えようと思う。
そんな訳で、今日は些かくたびれた。片付けが終わり、ホコリだらけでは気持ちが悪くて家に入れないので、庭でカミさんにハタキを掛けてもらい、風呂に入って昼を食べたら疲れてバタンキュー、今先ほど起きたばかりだが、達成感と言うより虚脱感がある。
それにしても、終の住処は何も置かず、モップ一拭きの今の部屋がいい。度重なる断捨離によるものだが妙に落ち着く。多分頭の中も空っぽだからだろう。
人生も晩節を迎え、すべてに意味を失う。でも、全てに感謝したいと思う。
昭和とは一体どんな時代だったのだろう。その意味さえも不明である。