日曜日

穏やかな朝の光に、新しい生活の息吹を感じる。季節は確実に新緑の春に向かっている。しかし、世間は相変わらずコロナ騒ぎで、大手を振って外出できないのが辛い。

何せ、毎年横浜のパシフィコ横浜で開催されるカメラの展示会CP +も、今年はウェブ開催なので、スマホやパソコンで新製品やセミナーを拝見することになるが、実に味気ない。

以前なら、エントリーすれば実機を貸してもらえ、有名なカメラマンのレクチャーを受けながら横浜の風景を切り取ることもできたのに残念である。

そんな中、昨日は南アルプス市のペット霊廟で、愛犬のjanian君との最後のお別れに臨んだが、お天気も良く、道中の環状道路からは富士山がくっきり見え、農村地帯なので暖かい穏やかな日差しにピンクの梅の花が綻び、時ならぬ春の息吹に沈んだ心が癒された。

まあ、15日に亡くなってから5日間、家に一緒にいたので、気持ちの整理もついたが、今日からはワンチャンが1匹もいない夫婦だけの生活になる。

仏壇の脇には、これまでの愛犬の遺骨が置かれているが、柴犬のSunday君、ミニチュアダックスのTiffanyちゃんと末娘のCookieと、今回のJanian兄ちゃんと、図らずも家相風水で言うと「北西の欠け」の守り位置に置かれていたことが、不思議と言えば不思議、矢張りワンちゃん達は、亡くなってからも、我が家の「狛犬」としての役割を果たしてくれていたことにいたく感動した。

やはり、何事も因果応報、今日あるのは己の業とご縁の結果と言うから、改めて出会いの意味と己の業の深さを痛感した。

そんな訳で、当分寂しい思いが続くが、心の中にはいつもワンちゃんは生きている。さらに、今はスマホを開けばスマホが勝手に思い出の写真をプッシュしてくるから、愛犬たちとの楽しい触れ合いが思い起こされ再現される。疑似的仮想的であるが、本当に良い時代である。ITテクノロジーに感謝したい。

そんなことで、今日は朝から日差しが眩しく、かなり暖かくなりそうである。コロナ自粛とは言え、打ち萎れてばかりいられない。今日は元気つけに、街中に美味いものでも探しに出掛けてみようと思うが、高齢になると、ときめきもなく、寝食を忘れて没頭することもなくなる一方、食べ物への執着は一向に衰えない。いや反対に増してきたように思うし、時に脱線して食べても、不思議と体調も崩さないし体重も増えない。

まあ、消化吸収率が低下してきたものと思うが、それだからこそ食事はバランスの良い良いものを食するべきだと思う。

今あること、すべてに感謝したいと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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