新型コロナウイルスの感染が収まらぬ中、東京五輪・パラリンピックの開催可否について、昨年の都知事選で小池氏と争った元日弁連会長の宇都宮健児氏(74)が、5日正午から「東京五輪開催中止」を呼び掛けるオンライン署名を開始し、7日午後1時時点で20万人を超えているらしいが、ちょっと遅きに失した感がある。
やるならもっと早くにやるべきで、今日までに投資した資金を踏まえると、回収不可能、多額の負債を背負い込んだだけで、そのツケは全て都民や国民が負担することになる。
出来上がったオリンピック施設など、オリンピックが開催されなければ、完全に未稼働資産であり、維持費も大規模なイベントができない状況下に、どのような形で支弁していくのか問題である。
やはり、今の日本にはまともなリーダーがいないことが否めない。公職に就いている諸氏は風見鶏を決め込まないで、本当に庶民市民の為に頑張ってもらいたい。
わたし的には、コロナ禍で生活が立ち行かない庶民も多いことから、もう少し深い配慮が必要ではないかと思う。残念である。
言葉遊びでなく、現実的に対案を掲げる気骨ある若きリーダーの台頭を偏に期待したい。