初夏

初夏の陽気に、蚊が発生して、今日は庭で幾ヵ所も刺された。

頭にきたので、周りを繁々と眺めてみたが、1匹も見つからない。まあ、雑草はほぼ撲滅したので、以前のように蚊の集中攻撃を食らうことはないが、これからは庭先の作業には蚊取り線香がいる。

そんなことで、今日は庭でカンナ掛けしたが、古ぼけた廃材がまるで新品の材木に変身していく様が実に楽しい。まさに捨てればゴミ、使えば資源である。

カンナも子供が学校の授業で使ったものだが、家のものより良く切れる。先日、木材の表面処理にサンドペーパーを使ったものとカンナ掛けしたものとの違いを知ったが、水を掛けると水が染み込むのがサンダー処理で、反対に水を跳ね返すのがカンナ掛けと言うから、やはり昔の大工仕事の方が一枚も二枚も、手間は掛かるが上手である。

そんなところが、職人技、職人のプライドであるが、とにかく廃材を活用して、新たに小さな小屋を建てようと言うのだから、笑ってしまう。構想を絵に書き、メジャーで計り、入念に必要な資材を割り出し、何回も何回も設計をやりなおしては楽しんでいる。

取り壊した風呂場の配水管を延長して、水道もそれなりの場所に移設したので、やる気になれば、何時でもシャワーユニットと石油の温水ボイラーさえ設置すれば、新たに庭に面した解放感のあるシャワールームが完成する。勿論、そんなことはしないが、ボロ屋でもいざとなれば、生活できる余力は残しておきたい。

そんな中、ポストを覗くと、夏休みの子供イベントの案内が日生劇場から届いていた。昨年はコロナでダメだったが、今年はイベントを開催するらしいが、孫との楽しみとは言え、ワクチン接種をしないので、判断に苦しむ。

また時期的にオリンピックと重なるから微妙である。行けば、二人の孫と行くことになるが、下の孫は初めてなので、どんな反応をするのか見たい気もする。

そんな訳で、今日も一日が終わる。無事に過ごせて感謝である。残るは夕食の楽しみしかないが、特に最近は年寄りのくせして、やたら腹が減る。多分、外仕事ばかりしているからだろうが、枯れそうになったバジルもパセリも復活したが、 一束80円で 売られているパセリを見ると、家庭菜園も金額的にはアホらしい。

それでも、萎れていたものが、元気つけばこちらもそれなりに元気になるわけで、心とは奇妙なものである。

そんな想いに、明日もまた頑張ろうと思う。それにしても、信仰も虚構や幻想の産物とは言え、妬み嫉み恨みと言った感情から自分の力では何としても抜け出せぬ凡夫としては、やはり神仏に縋ることも必要ではないかと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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