YouTubeを見ていると、以前は月収20万だったサラリーマンが、今では1千万を自由に使えるようになったとか、月収100万になったとか、眉唾ごときのうまい話のオンパレードである。
まぁ、世の中お金が全てといった風潮を如実に表わす宣伝文句であるが、実に胡散臭い。
確かに、最近は副業解禁の会社が増えてきたので、自分に合った副業をすることも、人生を豊かに暮らす秘訣のひとつである。しかし、そんなことをして、身体でも壊したら、それこそ本末転倒、何もしなかったほうがいい。
なぜなら、もし仮にガンにでもなったら、先進医療を受けるには、ゆうに2 3千万は掛る。無理をするにはそれなりのリスク回避が必要となる。
そこで、そんな視点から、稼ぎ方を深掘りしてみると、健康を維持することが最良最善の稼ぎ方ではないかと思う。仮に忙し紛れに健康管理を怠ると、虫歯を拗らせインプラントを入れる羽目になれば、100万を超える治療費が掛かることも稀ではない。
よって、働くなら、ストレスの少ないある程度マイペースで働ける仕事に着くべきで、毎日がハラハラドキドキ、自分の居場所を伺うような仕事などは、できれば避けた方が無難である。
パワハラやセクハラ、モラハラやマタハラにど、今の世間は陰湿で、渡る世間は鬼ばかり、ハラスメントのオンパレードだが、働くにはそんないじめに打ち勝つ気力も必要である。
しかし、身体あっての物種、身体を壊してまでする仕事に意味はない。
そんなことで、コロナ禍にあって、様々な健康情報が入り乱れる中、自分に最適な健康法をいち早く手に入れ、健康で健全な毎日を送ることが一番、私的には最善最良の稼ぎ方ではないかと思うが、今の時代は、金と太鼓で探してみても、よほどラッキーでなければ見つからない。それほど、人心が危い社会だからである。
人生の悩みの大半は人間関係にある。生きる限り苦はつきもの、人は人に傷つき人に癒される。今日の友は明日の敵になるやも知れず、苦は楽の種、楽は苦の種である。
そんな人生のフェーズに、自分を映し出す真実の鏡が欲しいが、それこそ世間の常識や固定観念を超える認識が必要となる。まあ、知識や巷の情報はあてにならないから、わたし的には真摯に自分の身体に向き合うのが、一番の近道ではないかと思う。
疲れたら寝る。腹減った食う。そんな隠居生活から学んだ処世術である。体調管理こそすべて、元気の源である。さらに、質素な生活はさほどお金もかからない。
そんなことで、今日も朝日を浴びて気分爽快、すべてに感謝し、実りある1日を過ごそうと思う次第である。
