夜中の地震や停電の後には冷たい雨、地元のホームセンターで黒マルチと切り口保護剤を買い揃え、いざじゃがいもの作付けと気張っていたところ、出鼻を挫かれ如何にせんテンションが上がらない。
しかしながら、掘れば瓦や石ころばかりで本当に苦労したが、ウズ高く積まれた残土の山には、それなりの達成感がある。まあ、人伝えに畑を借りることも出来きたが、わざわざ出掛けて行くと思うと長続きしそうもないので、闇雲に意欲と努力を頼りにからかってみたものの、コロナからも逃れられ、体力もついて大満足である。
そんな中、一昨年に療養のためクリニックをやめてしまった行きつけの歯医者が半年前に亡くなっていたことを知った。昨年の春に歯が痛くなり、新しくできた近所の歯科医に行ってみたが、歯医者仲間の大先輩で、いろいろお世話になっているとのことだったが、病気には勝てず残念である。
療養は療養として、仕事から離れ、勝手気ままにもう少し自分の時間が与えられても、無理な願いとは思えないが、クリニックの跡地は人手に渡ったようで、別の建物が建設中で寂しいかぎりである。
まあ、健康第一、時代は既に「モノから解放され魂の時代」に移行しており、コロナやロシアのウクライナ侵攻による世界恐慌の始まりなど、武力がネット情報や世論に屈する状況を鑑みても、世界中の人々が「魂の救いと歓びに生きられる時代」に突入しているような気がしてならない。
正に「涼しき林野に安処する想い」に、身も心も只ひたすら感謝と喜びに耐えない。
そんなちょっと寒さがぶり返した土曜日の夜だが、今日は下の孫の保育園の卒園式で、感慨深いものがある。
コロナで限られた保護者しか出席できないので差し控えたが、先日から飲み始めた薬用養命酒で乾杯した次第である。これで、今夜も暖かく眠れる。
すべてに感謝したい。
