今週は週半ばに孫の入学式があり、久々に上京したが、都会は相変わらず華やかで躍動感があり、田舎のようなひっそり感はない。
上の孫の時は式場に入れたが、今回はコロナでダメなので、記念写真を家族全員で撮り、式が終わるまで上の孫と自宅に戻り待機することになった。
幸い横丁を曲がれば直ぐそこが家なので一向に苦にならない。それに今年5年になる上の孫とはラーメン行脚やコンサートやバレエの連れなので、お互い楽しくやれる。
そんなことで、昼は日比谷でランチすることになりクルマで向かったが、4月から値上がりしたせいか、やけに首都高速が空いていて、いつもこんな状況ならクルマもいいが、ガソリン代や高い高速料金からして、手放しには喜べない。
まあ、何から何まで値上げとなると、庶民市民生活は苦しくなるばかり、円安物価高の煽りを真面に受け、思い切って消費減税でもしない限り、消費の低迷は続くものと思う。
そんな訳で、定番のオムライスを食べ、食後の散歩に写真を撮ったり、花壇に植え付けられた赤や黄色のチューリップを見ながら、2022年の春を満喫した次第である。
そんな訳で、今週末は通販からナスとキュウリの苗木が届く。ミョウガの苗は既に届いているし、ミカンに始まり、ザクロやリンゴや柚子の苗木も植えなくてはならない。植え直した山椒の木は、未だに新芽が出てこないので枯れてしまった感じだが、引き抜くのも大木なので気になる。
コロナ自粛で始めたガーデニングだが、今ではストリートフォトより楽しい。都会は超便利で快適だが、すべてが人工物なので、花ひとつにしても綺麗で整ってはいるものの何かもの足らないものがある。恐らく人間にとって都合のよいものばかりをかき集めてみても、生体は恒常性を維持できずに不快に感じるのかもしれない。
まあ、年齢なのでどこまでやれるか分からないが、とにかくガーデニングは大地と天空のエネルギーをもらえるのか、毎朝晴れ晴れした気分で始まり、程よい疲れに幸せを実感する。
週末の春風に、全てに感謝する次第である。
