昨日は地元のホームセンターで生姜と里芋の種芋を買った。温かいところにおいて発芽させてから植え付けようと思う。
玉ねぎとニンニク、スナップエンドウは順調でサビ病防止のため重曹水を散布した。大根はまだ発芽してこないのが気になる。
駐車スペースの一部に芝を植えるのに、このところ土作りをしているが、またもや瓦や石ころのオンパレードで、慣れているとは言え頭にくる。今までの土作りで生じた残土も畑の隅に山積みで、いずれ搬出をお願いしなければならない。困ったものである。
4月に入り春本番となり差し込む朝日も一段と力強くなり、冷たい朝風も心地よい。
そんな中、日本の有機ELディスプレイ製造大手のJOLEDが負債337億円を出して倒産したが、弘前のホテル「ニューキャッスル」も7億8千万の負債を抱えて倒産、従業員80名は全員解雇となる冴えないニュースには、何気に不穏なものを感じる。聞くところによると、日本には350万社の中小事業者があるそうで、その内の約40万社が、これまで政府のコロナ関連の支援金や補助金で生き延びてきたらしいが、それがこの春から打ち切られるので、かなりの会社が廃業に追い込まれる模様である。
さらに、2025年には5年に一度の年金改革があり、納付期限が65歳まで延長されると同時に給付額が厚生年金と合わせて15%ほどカットされるとの噂もあり、生涯現役で働かねばならなくなるらしい。働くのはいいとしても、そうなると職場環境が大きな問題となる。如何にパンの糧とは言っても、組織の歯車として回り続ける苦悩と苦痛には計り知れないものがあるからで、下手をすると身体を壊すことにも成りかねない。まあ、自分なりに気持ちよく働ける職場に身をおく手立てをする必要がある。
しかし、仕事となればどんな仕事でも「籠の鳥」自由はきかない訳で、生き甲斐の搾取は免れない。また、どんなに好きなことでも仕事となると苦痛がともなう。まあ、神と富の二人の主人に仕えるほど世間は甘くはない訳で、一石二鳥とはいかないのが現実である。
そんな訳で、今日も一日、夢と希望を持って土作りをして春の芝植えに間に合わせたい。
すべてに感謝したい。