私が子供の頃は雨が降れば道路に水溜りができてアメンボが泳いでいた。今はよほど辺鄙なところに行ってもアメンボを見ることはない。
特に都会はコンクリートで埋め尽くされ、人間に不都合なものは徹底して取り除かれている。安全安心便利快適を求めた結果だが、そんな中にもゴキブリや藪蚊やノミやシラミ、さらに最近は南京虫(最近はトコジラミと言うらしい)が異常発生していると言うから笑える。
ところで、大地をコンクリートやタイルで覆うと天空と大地の電磁エネルギーの交換が出来なくなる。ゆえにそんなところに長居すると体調不良になる訳で、それには一日中家の中に篭っていないで、近場の公園などに出掛けて行ってアーシングでもして体調管理に努めるといいと思う。
そんなことから、敷地はコンクリで覆えば便利かもしれないが、かなりの嫌地になってしまう訳で、家を建てる時に行う地鎮祭もそんな大地の負のエネルギーを鎮めるものと解される。
そんな訳で、2月に入り立春も間近に迫り、いよいよ新しい年が始まる。コロナ自粛で始めた家庭菜園も今年で4年目、連日の寒さの中、ローズマリーやいちご、スナップえんどうや玉ねぎや長ネギ、それにキンカンが幾つも実をつけ、力強いエールを送ってよこす。世間はどうであれ、成り行きと諦めの中に感謝と喜びを持って頑張ろうと思う。
改めて、今あることに感謝したい。