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嘘偽りや誤魔化しの仕事は詐欺師と同じである。己れ可愛いさに各業界でそんな仕事をしている人ばかりだとしたら、日本に未来はない。
巷に人生100年と言われるが、100歳まで生きられる人は稀れ、生存割合を見れば、男性は1.4%、女性は6.4%、85歳で男性は46.2%、女性は69.6%、90歳になれば男性26.0%、女性50.1%と、長生きするのはかなり難しい。
時に泉進次郎氏が年金の支給年齢を80歳に繰り下げる話しをしていたが、如何に形骸化した無責任な話しをしているかが分かる。年金財政のために私達が生きているのではない。老後を心穏やかに安らかに過ごすために年金がある訳で、年金財政を下支えするために高齢者を労働市場に誘引するような政策を流布するのは、お駄賃を見せびらかして生涯を労役に釘付けするようなもので、統計資料を巧みに利用した印象操作である。
そもそも、仕事につけばそれなりに大半の生活意識が仕事に奪われてしまう訳で、老後における内省や内観に費やす時間がなくなってしまう。それでは余りにも寂しい。
人生は自然との関わりや己れの存在を証しするためにある訳で、極論すれば安全に安心して心安らかに穏やかに過ごせる居場所があればいい訳で、そのために働き社会インフラを整え治安の確保に努めている訳で、政治や行政はもちろん仕事はお金儲けの手段ではない。
そんな想いに、改めてマスコミやマスメディアの本質を問いたいと思う。偏向報道や印象操作のない事実をそのまま伝える存在であってほしいと思う。
