森林セラピー

iPhone (2)-30-2014-12-27-02-15-16私が暮らす甲府市の北部に位置する「山梨県立武田の杜健康休養林」では、今年の8月から「森林セラピー体験ツアー」が毎月一回開催されていますが、機会をみて是非参加したいと思いながらも機会を得られずに、暮れも押し迫る仕事納めの27日になって、やっと友人の心理カウンセラーと体験ツアーに参加する機会を得ました。

募集人員は毎回20名程度で、お弁当と地元の湯村温泉に入浴できる至れり尽くせりの「森林セラピー体験ツアー」で、料金は保険料込みで一人3,300円とお手頃です。甲府駅から送迎バスが運行されていて、市外や県外の参加者にも好評でリピーターも多いそうです。

このような取り組みは、今回一緒に参加された私の友人である心理カウンセラーが、北杜市の増富ラジウム温泉を利用して行っていますが、ご案内のように、増富地区は日本有数の天然ラジウム鉱石が発する放射線の効能が癌や免疫疾患などの難病の治療に効果があって、山間を抜けると目の前に迫る瑞牆山周辺の増富地区を「統合医療の拠点」と位置付け、地元の温泉や医療関係者が「地域興し」に取り組んでいます。

そんな中、今年8月に北杜市で「第38回国際生命情報科学会(ISLIS)」が開催され、全国からたくさんの医療関係者が集い、この地域を秋田の玉川温泉、鳥取の三朝温泉に次ぐ「統合医療」の拠点として、環境整備を進めていくことが話し合われました。

ところで、今回お邪魔した甲府市の「武田の杜」は、この増富地域の瑞垣山に連なる御岳昇仙峡の麓に位置する標高600メートルの小高い里山にあって、眼下に甲府盆地を一望し遠方に富士山や南アルプスが望める絶景スポットでもあります。首都圏を始め近隣の方にも、お手軽な「癒しの杜」として知っていただき、もっともっと活用されることが期待される場所であります。

そんな訳で、当日は、甲府駅からの送迎客と現地「武田の杜サービスセンター」で合流して、事前説明を受けた後、血圧や唾液アミラーゼを測定し(ストレス評価)、森林セラピストのご指導の下、体験ツアーに出掛けました。

綺麗に整備された山道を登ったところに広場があって、そこで冷たい冬の外気を頬や手に感じながら柔軟体操をしましたが、普段あまり意識しない自然の営みを五感を通して感じてほしいとの森林セラピストのアドバイスもあって、里山の音や匂いをそれに真っ青に晴れ渡った真冬の大空に触れて、改めて自然の優しさを感じました。

体験ツアーは、奥田&島田両森林セラピストの丁寧な指導によって、自然の音を聴き匂いを感じて、それに落ち葉の柔らかい感触を足で知り、樹林気功や山野に寝転び、大地と大空の広がりを身体全身で感じる安らぎのセラピーツアーでありました。ストレスを抱える現代人にはお勧めの「癒しと安らぎの体験ツアー」であります。

そんな訳で、ご一緒した方々とも楽しく交わり、私的には昨日までの一年の仕事を締めくくる楽しいツアーになりました。

やはり餅屋は餅屋で、山野を一人で自由にトラッキングするのもいいですが、時には今回のように森林セラピストのアドバイスに従って森林浴をするのもいいように思いました。この貴重な経験を活かして、時にはまたこのツアーに参加して、大自然の力をいただき、健康管理に努めていこうと思う次第です。

なお、当日の様子は、次の写真やShortmovieをご覧ください。

1 Shortmovieと写真は こちらからご覧になれます

 

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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