バレエ

春のゴールデンウィークも終わり、今日から改めて新生活が始まる。育爺生活も新たな局面を迎え、今まで以上に時間や気持ちにゆとりが生まれ、これからは本格的に趣味の写真や音楽に没頭できる。

そんなことから、この連休は前半に上の孫を誘って新国立劇場にバレエを観に行ったが、これまでは未就学児童だったから電車やバスは無料だったが、この4月からは運賃がかかる。

普段小銭を持たない私としては極めて不便なので、新宿の「みどりの窓口」に立ち寄り、子供用のSuicaカードを買って上げたが、子供用とは言えICカードなので、駅ナカやコンビニで自由に買い物ができる。魔法のカードになってはこれまた厄介なので黙っていたが、携帯のキッズフォンも結構上手に使いこなすので、ジュースやお菓子を買うのも時間の問題かもしれない。それにしても、改札のピーは痛く気に入ったらしく、満面の笑みにキャッシュレス時代の幕開けを身近に感じた次第である。

そんなことで、当日はバレエの定番「白鳥の湖」の公演初日だったが、2時間半に及ぶ長丁場に飽きてしまい周りに迷惑を掛けないかと心配したが、鍛え抜かれたダンサーのパフォーマンスやフルオーケストラの演奏に、オペラハウスの雰囲気を感じ取ってくれたのか、飽きずに大人しく、時折気に入った場面になると私の腕にしがみつくありさまで、私としては「育爺冥利に尽きる」想いである。

途中幕間には25分の休憩があり、場外のホワイエではサンドイッチやシャンパンやソフトドリンクが売られていたが、あれこれや迷いながらも結局はオレンジジュースを買ってテラスに向うと、テーブル席の親子連れが同席を勧めてくれたので、ご一緒したが、それをきっかけに話が弾み、思いがけない楽しい会話に、改めて「類友の楽しみ」を痛感した次第である。

そんなことから、孫とはパパママのお迎えで新宿で別れ、私は小田急で夕食に弁当を買って家に帰ったが、夜になってLINEを開くと、パパから今日のバレエを踊ってみせる孫の動画が送られてきていた。

結構それなりに雰囲気を捉えていて面白かったが、それよりお姉ちゃんの後方でお姉ちゃんの真似をして踊る下の孫のダンスには思わず吹き出してしまった。まだ、バレエは無理なので、オムツが取れたら横浜のアンパンミュージアムにでも連れていってやろうと思う。

そんな訳で、女の子はおしゃまで可愛い。何処へ連れ歩いても、きれいな洋服やアクセサリーの店先では足を止めて眺める様子は、大人の女性と変わらない。

いつまでお付き合いしてくれるか分からないが、当面は機会があれば、仕事に忙しい両親に代わって、あちこちの催し物に連れて行ってやろうと思う。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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