ところで、昨夜のポーランド戦の後半最後の10分間のパス回しは頂けない。がっかりした。形は違うが、お隣りの韓国チームがファールを乱発してまでも勝ちを取る戦略と同じで、ゲームの楽しみが半減してしまう。高い入場料を払ってまで観にきている観客に失礼だと思う。試合だからリスクを恐れず全力疾走して華麗なプレーを見せてもらいたいものである。
まあ、決勝トーナメントに勝ち残るのは大変だろうが、初戦は相手チームの反則による欠員、そして今回は駆け引きによる負け試合が勝因ではちょっと寂しい。また、何となく後味も悪い。負けを覚悟で勇猛に闘うサムライ魂を、海外の人は期待していたと思う。
ところで、 最近は「男は愛嬌、女は度胸」の時代だから、男前で気前が良く、スッキリしていて、後腐れなく度胸のある男は、自分も含めてまず見当たらない。別れても未練がましくつき纏ったりするのは圧倒的に男性で、松居一代さんのような執念深い女性は稀である。なぜなら、今や女性は一人でもやっていけるし、望めば直ぐに後釜が見つかるからである。
まあ、私達が子供の頃は、母親や周りから「 男らしくしなさい」とか言われて、無理やり男らしくしていた節もあるが、恋愛対象が女性である男性は自然と女々しくなり、反対に女性は男性に求める男らしさを自然と自分が身につけるようになるのかも知れない。
まあ、想い出を別ホルダーするのが男性で、上書き保存するのが女性だと言うが、正に「今に生きる女性」を見事に言い当てている。そんなことから、変化の時代を突き進むには、男性は女性を見習わなくてはいけないのかもしれない。
ところで、今日、関東甲信地方が梅雨明けしたらしい。気象庁によると、関東甲信地方が6月に梅雨明けするのは、統計を取り始めた1951年以降初めてで、昨年より7日、平年より22日早いらしい。
いよいよ夏本番、これから寝苦しい熱帯夜が続くと思うとウンザリするし、顔や身体が汗でベトつくのが堪らない。そんなことから、最近は朝夕にシャワーを浴びているが、頭髪を洗い過ぎてハゲにならないか心配である。
私的には、ハゲても臭いよりはいいので、これからも臆せずシャワーを浴びていこうと思うが、女性が求める男前や気前良さや度胸はなくても、せめてスッキリ、サッパリしていたいと思う。
それにしても、サッカー選手の奥さんはみんな美人である。多分美人なのとは裏腹に「多少のリスクはなんのその」と言った度胸の持ち主ではないかと思う。
まあ、恋愛経験豊富な作家の瀬戸内寂聴さんによると、恋愛は雷に撃たれたようなもので避けようがないとか言うが、結婚は時には、相手に旦那や奥さんがいたり、借金があったり、怪我や病気で失業したり、多くのリスクを背負うものである。
そんなことから、安全や安心や安定を第一に求めている限り、雷に会うような恋愛はまず無理だと思うが、それでも誰もが微かな想いを抱いているから不思議である。
まあ、歳取るとやり残したことがやたら悔やまれるが、恋愛や子育ては若い時でなくてはできない。男も女も結婚は大変なリスクを背負うことになるが、また、それが後々悔いなきものになる保証もないが、私的にはリスクを負ってまで突き進むものが、恋愛に限らず一つや二つあってもいいように思う。
そんな想いに、人生はつくづく「愛と寛容に尽きる」のではないかと思う次第である。