There is no accounting for taste.( 蓼食う虫も好き好き)とは、「人の好みは説明できない。」「人の趣味について非難するのは愚かなことである。」との諺であるが、正に趣味嗜好は千差万別である。
それなのに、それを誰かと共有したいと思うから不思議である。また、趣味や嗜好が似通っている人が周りに一人でも二人でもいると楽しいものである。
ところで、趣味嗜好と言えば、昨日は子供向けのバレエのイベントがあり、孫を連れて出掛けたが、本邦初公演の初日だったので、作品について主催者から詳しい解説があり、開演に先立ち、ダンサーによる体験イベントもあったりして楽しかった。
まあ、孫にしてみれば、アニメ映画と違い気乗りしなかったかもしれないが、バレエの振り付けを知り、オーケストラピットの中を見れたので、意外と楽しかったのではないかと思う。
しかし、それにしても、あの狭い場所に50名が座って演奏している訳で、壇上とは違いかなり過酷な環境ではないかと思う。
まあ、仕事だから仕方ないが、最終的には良い事も悪いことも何が何だか分からなくなってしまうのが現実で、そんな浮世を人の道を踏み外さず粋に渡っていけたらいいと思うが、そういかないところが悲しい。まあ、とにかくそうなるように努力していこうと思う次第である。