新紙幣

葉桜も綺麗です

ご案内のように、新紙幣の発行は2024年(令和6年)11月1日と言われているが、3券種の刷新が実現すれば、2004年以来20年ぶりの新券発行となる。政府筋によると、新紙幣の肖像は、1万円札が現在の福沢諭吉から、日本の資本主義発展に貢献した渋沢栄一に、5千円札が樋口一葉から、明治・大正期の教育者で現・津田塾大学創始者の津田梅子に、千円札が野口英世から、日本近代医学の父と呼ばれる北里柴三郎にそれぞれ刷新されるらしい。

刷新する理由は偽造の防止にあるらしいが、一説にはタンス預金の炙り出しや平行して進むキャッシュレス化に伴い、一定額(預金保護1000千万)以上は、旧紙幣との交換比率が低く抑えられ、実質的なデフォルトになると言う噂も飛び交う。

しかし、そんなことが事前に分かっても、庶民にはこれと言った対策がとれる訳もなく、 ビットコインなどの仮想通貨や株式や投信、金や不動産に投資するのも換金するのにまた難しく、その一方で、政府はデフォルト回避の代替案として、年金や介護や保険などの社会保障給付の大幅な削減を提示してくることも想定され、何かと不吉な予感がする。

さらに、消費増税も上限20%への暫時引き上げや、人口減少や異常気象や大震災などのリスクから、今日7割を超える日経市場への外資の撤退なども懸念され、オリンピック後の金融や経済への不安を数え上げれば切りがないが、とにかく年金介護医療などの社会保障経費の大幅削減は必至らしく、高齢者にはかなりの痛手になることは間違いない。

そんな中、孫が手足口病で久々にレスキュー要請があって、今週は孫の世話をしているが、孫は可愛いがとにかく疲れる。熱がある割にはエネルギッシュで寝るどころか、次から次と遊びを持ち出してくる。

それで、こちらがお相手で草臥れて床に寝転がっていると、背中に乗ってバンバンなどとしてくるので、試しにテーブルを手摺りに背中や足を踏んでもらったら、これがすこぶる気持ちがいい。それで、足から肩までバンバン足踏みしてみてと頼んだら、最初は面白がって威勢が良かったが暫くすると「お爺ちゃん、もういい?」なんて飽きてしまったらしく、その表情には笑ってしまった。それでも、身体全体の凝りが消えたから不思議である。いくら可愛がってもワンちゃんではこうはいかない。矢張り人間の子である。思わぬ恵みに感謝した次第である。

そんな訳で、もうそろそろ育爺生活も終わりかと思いきや、今回のようにしばしば突発的にオファーがあるから、まだ当分の間は卒業できそうもない。まあ、レスキューに向うと、朝などは出掛けるまでがひと戦争で、こんな時代に子育てしなくて良かったとつくづく思うが、今の子育て世代は忙しく時間にゆとりがなくて可哀想である。

そんな想いに、今回の働き方改革が「ゆとり教育」ならぬ「ゆとり子育て生活」の一助にならんことを心から期待したいと思うが、新紙幣の発行も一悶着あるような現実に、不安は募るばかりだが、それはそれとして、私的には前向きに心して頑張ろうと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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