雑感

昨年のクリスマスから年末年始の決まりごとや母校青学の箱根駅伝なども、ゴーンさんの国外逃亡劇や不穏なイラン情勢や北朝鮮の動向、それに世界的な金融不安などのトピックに揉み消され、さらにマスコミが一切詳細を報道しないことも手伝って、漠然とした不安感の中、時が悪戯に過ぎ去ってしまった感がある。

さらに、遅れて先週の週末に高尾山に詣でた時も、折からのお天気の具合や山頂の不味い蕎麦のせいか、その後も何かさっぱりしない感じが続く。

また、年明けから日中はあまり寒くなく、どうも今年は暖冬のようだが、朝晩は例年並みに寒いので、最近はめっきり起きるのが遅くなった。そんなこともさっぱりしない原因かもしれないが、とにかく気力体力ともに衰えを感じる。

そう言えば、今年は運転免許の更新で、年明け早々に初めて高齢者講習を受講したが、教習所の玄関先で、係りの人に呼び止められ、手厚い指示を受けたのは嬉しかったが、単純に喜べないものがある。

当日の受講者は9名であったが、やはり70歳と言う年齢は隠せない。正に自分も含めて皆さん老人である。約2時間の実技を交えた講習を終え、終わりの教官の挨拶では、運転の注意事項や体調管理や自動運転や自動ブレーキの活用などについてのアドバイスがあり、70歳からのカーライフに向け「はなむけの言葉」をちょうだいした。

確かに運転免許の返納も一つの選択肢だが、やはり田舎ではクルマに乗れないと何処へもいけない。山梨県は71%と人口に対する保有率が全国でも上位に位置する。その分、公共交通機関が未整備とも言える訳だが、高齢になっても運転する場合は、やはり自動ブレーキや自動運転などの新しい機能がついた車を運転した方がいいようである。

私は普段は全く運転しないので、今回の免許更新もどうしようかと迷ったが、妻に難色を示され受講料まで差し出されて急かされたので、やむなく受講したが、苦手な縦列駐車が実技になくて助かった。

そんな訳で、バスや電車が四方八方、縦横無尽に走る都会とはとても比べようがないが、それでもさらに高齢化が進む訳だから、リニア開業を目途に、増える交通弱者の利便性を考慮して、少なくとも15分に1本くらいは幹線道路にバスが走る郷土山梨であってほしいと思う。



jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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