感謝

コロナ自粛で外出を控えている内に、足腰が弱くなって、いちど座ると直ぐに立ち上がれない。困ったものである。

埼玉に住む義理の兄貴も82歳になるが、以前は朝散歩していたようだが、ここ1年ぐらい膝が痛くて朝散歩をやめているらしい。お互い、そんなことがきっかけで老化が進むのだろうが、困ったものである。

まあ、加齢とともに心身の衰えは否めないが、それでもできるだけ身体を動かし、意欲が衰退しフレイルにならぬようにしたいと思う。

そんな中、今日はひどい雨の中、明日の屋根瓦の撤去作業に合わせて、庭に散乱した鉄ぐずなどの廃材の撤去を手伝ったが、それこそ「水も滴るいい男?」になってしまい、背中を直垂る雨水には冷たくて閉口した。

作業は午前中で終了したが、撤去作業の1人は大柄なイラン人で怪力の持ち主、トラックに積み込んだ鉄くずの上に乗っかって、へし曲がった鉄屑をいとも簡単に均してしまう。重機の運転もお手なもので、グローバル化はこんな田舎にまで及んでいる。日本人もノスタルジックになってはいられない。新しい時代に向けて気持ちを切り替えて頑張っていかねばならない。

そんなことから、昼は温かいラーメンでも食べに行きたかったが、そこは我慢して、ギーと塩コショウとガーリックで鶏肉をソテーし、久々にコールスローと卵焼きでランチしたが、梨やぶどうやヨーグルトが、こんがり焼いたトーストにマッチして、さっぱり味で美味しかった。

とにかく、我が家のギーは最高、日本では売られていないインド最高級のギーで、知り合いのインド人から譲ってもらっているが、塩こしょうとガーリックさえあれば、最高級の味付けができる。

そんなことで、気づけば裏庭にはトンボが群れをなして飛んでいる。不思議と蚊に刺されなくなったのはトンボのおかげである。正に「生き物に餌あり」 色気より食い気、今や食事は最大の楽しみである。

まあ、100歳まで健康志向に長生きしてもたかが知れている。病気にならない程度に、食べたいものを食べた方が、巷の健康情報に振り回されストレスを抱え込むよりマシである。

そんな話に、最近は妙に妻が反論せずに同調し賛同するが… ? いずれにせよ、後に残されたら大変なので、私的には満足している。

日増しに、庭が片付いてきれいになるし、建物が完全に撤去されれば清々する。秋には親しき仲間と海産物やお肉やサツマイモを持ち寄ってバービキューでして楽しもうと思う。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。」とは、日本の古典、鴨長明の方丈記の一節であるが、物質主義に踊らされ、貨幣経済の支配の下、如何に私たちは真の喜びを知る機会を奪われているかが読み取れる。嫌な奴とはバイバイして、楽しく自由にやらねば損である。

人生に意味はない。と言うことは、どう生きてもいい。だから、人目を気にせず、真の喜びに生きるが勝ちである。

それにしても、今の日本は完璧にアメリカのアンダーコントロール下にある。お仕着せの服にオイッチニオイッチニしているのは、軍国主義下の日本と変わりはないが、そんな中にも、真実を見抜く目を養いたいものである。多くの高齢者がテレビやラジオや新聞の情報を鵜呑みにする中、貴重な情報を勇気を持ってこれからも発信してもらいたいと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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