今日は土日のお休みや連日の雨の遅れを取り戻すかのように、突貫工事で一気に解体作業が進んだ。屋根と二階と一階の玄関とトイレとその奥のお風呂場だけ残して完全に撤去された。
重機二台で屋根と二階を崩れ落ちる方向を見定めながら、鉄のロープで引っ張って薙ぎ倒したが、いく本かの柱に電気ノコギリで切れ目を入れての作業である。
ガガーン・メリメリと音を立てながら崩れ去っていくと同時に、ものすごい勢いで粉塵が舞い上がる。防塵ネットと放水なしではとてもやってはいられない。もちろん防塵マスクは必須である。汗と埃で一挙にベトベトになってしまう。
そんなハードな1日だったが、今日の解体作業は危険なので離れていてもらいたいとの事だったので、私は高見の見物だったが、結構蒸し暑かったので、楽な割には草臥れた。
そんな訳で、明日は降水量10%曇り日らしいので、一挙に作業が進むと思うが、とにかく事故なく安全に解体が進むことを祈りたい。
明日は山積みされた廃材を重機でコンテナトラックに一気に積み込み搬出することになり、コンテナトラック用の駐車スペースを追加に確保したいとのことで、探してみたところ、運良く懇意にしている知人の駐車場に空きがありラッキーとしか言いようがない。
ところで、重機の運転操作であるが、社長の腕前はピカイチ、自分の手先のように重機の鉄のくちばしが自在に動く。社員の操作とは比べものにならぬくらい的確スピーディーで、よくゲームセンターにクレーンでチョコレートを取るゲームあるが、指先のちょっとした感覚で操作しているのか、自由自在に素早く動き回るのが見ていて爽快だった。
そんな訳で、私にとって、コロナ禍での最大の断捨離イベントも一応めどがつき、大満足である。すべてに感謝したいと思う。