期待

地元のホームセンターで買ったブロッコリーの苗木を植えてみた。どんな風に育つのか楽しみだが、ついでに、YouTube動画を参考に、料理に使ったキャベツと玉ねぎの芯をくり抜き、フラワーポットに植えてみたが、これでうまく野菜が再生されたら楽しさ倍増、いろんな野菜で挑戦してみたい。

そんな一日の始まりだが、よく見ると解体した土壁の縄や竹の小片や藁が、そこら中に散らばっていて、実に目障りである。整地した時ほぼ根絶した雑草もあちこち復活してきて、即座に戦闘モードがSwitch on、久々に草焼きバーナーを持ち出し、一気に一網打尽にした。

特に、切り込み採石の隙間に入り込んだ土壁の縄や藁は、バーナーの矛先をMaxに指し向けると、いとも簡単にメラメラと燃え上がり跡形もなく消え去っていく。まさに快感である。

箒で掻き集める手間を思うと、鼻歌が出るほどの快感、テンションが上がり、密かに甦る野生に、自分でも呆れ果てる。

それにしても、元々農地でなく宅地だったので、整地の際に瓦礫はかなり拾ってもらったが、それでもまだ瓦や小石が出てくる。大きいものはそのまま拾い、ごちゃごちゃしたものはフルイに掛けているが、なかなかの手間仕事である。

それでも、瓦や石の処分先が決まっているので安心して作業できる。そんなことで、精を出し過ぎたのか、使用した園芸用のふるいの底が抜けてしまい、仕方なくAmazonで購入した。さらに、プリンターまでもが壊れてしまい、次から次へと散財が続くのには頭が痛い。

ところで、解体家屋の水道メーターが土の中に埋もれてしまい、当分使う予定がないので、使用休止を水道局に申し入れたところ、取り外したメーターを届けてほしいとのことだったが、折り返しの電話をしたところ、職員が取りに来てくれた。

コロナ自粛禍の中、普段クルマを運転しない上、妻が実家にクルマで出掛けていたので、届けるにしても、歩く距離でもないし自転車も億劫に思え、いろいろ考えあぐねていたところ、それこそ「濡れ手に粟」、心から感謝したい。

そんなことで、9月も中旬に入り、いつもなら少しはロマンティックな気分になる頃だが、そんな感覚は皆無で、地元のスーパーで箱入りの玉ねぎとサツマイモを買ったくらいで、この歳になると、「花より団子」色気より食い気である。

それにしても、コロナ禍に暗中模索に自分の居場所を探し求めてきたが、差し詰めDIYやガーデニングに落ち着いてはいるが、しかしながら、やはり秋ともなれば、少しは趣味のストリートフォトや大好きな観劇やライブにも出掛け、現を抜かしたくなる訳で、一刻も早く安心してどこにでも出かけられる日が来ることを期待したい。

想いは果てしなく尽きることがない。先日98円の特売で売られていたキャベツが今日は360円だった。何か不穏なものを感じるが、多分今の経済システムが次世代にうつりゆくには、こんな場面にちょくちょく出くわすのではないかと思う。懸念される(?)食糧危機が取り越し苦労に終わることを期待したいと思う次第である。

これこそストリートフォトだ。ポストコロナに期待したい。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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