続ペンキ塗り

ご案内のようにペンキ塗りの下仕事は、浮いた塗料を剥がしサビ取りから始まるが、あまり早朝からゴシゴシやると近所迷惑になるから困ったものである。しかし、日中は暑さが半端でないので、9時頃まで庭の土作りをして、9時から屋根に登って、作業に取り掛かったが、昨日も大雑把にやっていたので、割と簡単にことが運んだ。

塗料の能書きを読むと錆び取りを兼ねたシール塗料だったので、下地材も買わずに済み、塗る手間も省けて助かった。

それで実際に塗料の入ったバケツを持って屋根に登ってみたところ、屋根は傾斜しているので、塗料の入ったバケツをそこらにやたら置けない。常に水平を保って片手に持っていなければならないので、もしバランスを崩して屋根から落ちたりでもしたら、目も当てられない。そんなことから、無理をせず塗料を少な目に、プラスチックのバケツに3分の1くらいに留めて塗ることにした。

しかし、何事も「案ずるより産むが易し」で、塗り出したらスイスイスと、薄汚れたトタン屋根が見違えるほどきれいになり、こんなことなら、もっと早目にすればよかったと思う。

まあ、明日からは調子に乗らないで、少しずつ1週間ぐらいかけて、ゆっくり塗っていくつもりである。

ところで、気になるのは柿が食べ頃で、熟して落ちてくるのも待つのも余りにもシャビーなので、結局、最軽量の高枝切りを再度アマゾンに注文した。

まあ、柿が5000円ほどの高枝切りに相当するか微妙だが、それでも、解体してしまった物干しからは以前のように採れないから、20個5000円の柿はちょつと高いが仕方ない。しかし、柿を採れば枝も切れるので、東電の電柱の敷設替えも前倒しでき、東電さんにもご迷惑をかけずに済む。

そんなことで、今日も午後からは音楽を聴きながら昼寝をし、4時ごろから庭の土作りをした。夕ご飯は妻が実家に行っており一人なので、いただいた茄子を味噌汁にして、簡単に和風で済ませた次第である。

ところで、自民党総裁選は、岸田さんが第27代総裁に選出されたようで、「数十兆円規模の経済対策を年末までにつくる」と表明しているが、年末と言わず、なるべく早急に対策を講じてほしい。

期せずして、10月からは輸入価格の高騰から、日用品が軒並み10%程度値上げされる。庶民にとって今年は厳しい冬になりそうだが、新体制の経済対策に期待したい。

いずれにせよ、コロナや気候の変動で食糧難になる恐れは否定できないから、それなりの対策も必要かもしれない。

時に、小泉内閣が構造改革を実施した際、時の政権は「情報の開示と自己責任」を明記しており、グローバル化に向けた個人の生活意識の転換を求めている。

敗戦の痛手は大きく、日本の官僚は狡賢く優秀である。いざとなれば、日本も韓国や北朝鮮、中国独裁政権と何ら変わらない国体意識を持っていることは忘れてはならない。

デジタル通貨の発行や新円への切り替えが如何なるものになるのか分からないが、過去の事例を見ても、お金は単なる紙切れになる恐れもある。

まあ、いたずらに心配しても仕方ないが、自分なりに地域コミュニティーを大切にしたり、海外ネットワークを構築することも、グローバル化には必要なことかも知れない。

今の日本は、毎年50万規模の都市が消滅する程の人口減少が続いており、それにコロナが追い打ちをかけている事はご案内の通り、実際に鉄砲玉やミサイルは飛んでこないが、同程度の人的被害が生じていることは事実であり、国力は減衰状況にある。

見方を変えれば、これが新しい形の戦争であり、断捨離して物の所有を控え、無駄な出費を抑えることも必要かもしれない。

その意味から、今回の家屋の解体は、老朽化に伴うやむを得ないことだったが、跡地は畑にもなるので、緊急事態に備え作物が植えられるよう地作りをしている次第である。

まあ、戦時中の食糧難は母からよく聞いていたので骨身に染みているし、基本的に人間ほど自分勝手で恐ろしいものはない。その意味から、性悪説を取る西洋社会の宗教観や仏性がないとする親鸞の世界観の方が現実的で的を得ている。

まあ、ちと淋しいが、愛や慈悲は神仏の特権であり、私達の憧れに近いものと考えた方が、諦めもつくし慰めになる。

そんな訳で、今回はずいぶん暗い結末になってしまったが、幾多の困難の中、私達日本民族はとにかくここまで生き延びてきたわけだから、これからも、それなりだと思うし、いたずらに恐れても仕方ない。

今日も朝日を浴びて元気ハツラツ、大地の恵みを背に受けて、「祓い清め守り幸へ」賜らんことを念じて、頑張ろうと思う。

いずれにせよ、今日のような変化と多様性の激しい激動の時代には、それなりの心構えと具体的な対策を兼ね備える努力を怠ってはならない。

失敗を恐れず、創意工夫して力強く生きていくことが、神仏の本懐である。共に頑張ろう。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
カテゴリー: 未分類 パーマリンク