アメリカの情報統制を受けている日本で、ウクライナ情勢の真実を知る事は難しいが、どうやらプーチンが目指すのは、ウクライナからのネオコンの追放にあるようである。
まあ、日本も郵政民営化を始め、日本の大企業や大手銀行等はすでに彼らの手中にあって、国家として骨抜きにされている事はご案内の通りで、国際金融資本、deepステート、ネオコンのハゲタカぶりは、目に余るものがある。
そんな邪な連中の手先となっている連中は日本にも五万といる訳で、それが国家の中枢にいることから、ことは重大である。
とにかく、法律が彼らに都合の良いように改正されていくわけで、表向きは法による支配となることから、庶民や市民の健康や生活がどんなになろうと、対抗できない。
さらにまずいことに、今日的には全てが能力主義、自己選択、自己責任として処理されてしまうから、表向きは差別や偏見のない社会とは言っても、現実には門地門閥、学歴に代わり個別能力と言う差別化ステグマが行われている訳で、その犠牲となるものは、子供や女性や病人や高齢者などの社会的弱者である。
いずれにせよ、暴力がなくなれば、それ以上に輪を掛けて、ずる賢く合法的な搾取や略奪が始まるわけで、人間はどこまでいっても罪深い存在だと思う。その意味において、暴力もある種の正義であって、あながちプーチンのウクライナ侵攻も英米のずる賢いネオコンの画策よりマシかもしれない。
しかし、一度戦争になれば、戦争経済が潤うわけで、それこそ一大軍産複合体であるアメリカの軍事産業の好循環が見込まれるわけで、その意味でプーチンさんも彼らの術中にはまった感も否定できない。
とにかく、アメリカは一大軍事産業国家で、10年にいっぺん戦争をしないと国が破綻してしまうらしい。聞くところによると、末端に行けば3人に1人が軍事産業に従事していることになるらしく、その資金の流れこそが悪の根源だと言える。
まあ、世界は、麻薬やエネルギーや兵器によって体制が決まると言うが、とにかく、これだけインターネットによって情報が拡散されているわけだから、もう少し大人になって、社会全体が足るを知る社会として、再出発、再構築していく勇気を皆が持つべきだと思う次第である。