日常の意味

今日は雨で出掛けたくなかったが、歯医者の予約が入っていたので出掛けない訳にはいかない。左奥歯の歯肉が下がり歯周ポケットになっているらしく、治療を兼ねたクリーニングをしてもらい、これからも自分の歯で食べたいので、4ヶ月後にメンテを入れてもらった。

それにしても、親切丁寧に診てくれるから助かる。訪問歯科のクルマが駐車場に停まっているので、在宅での歯科治療もしているようだが、そんな風にはなりたくない。そんなことで、途中スーパーによってパンやお惣菜を買って家に帰り昼を食べたが、やはり雨の日は気分が塞ぐ。

それで、暇潰しに世界遺産の中国版を拝見したが、シリーズビデオらしく遺産内部の映像などもあって結構楽しかった。

そんな日常だが、近所がネズミが塩を引くように一人二人と施設や入院となると、強ち他人事とは思えない。いずれは、誰もが独り身になるか、先立たねばならない訳で、正に人生は愛別離苦(愛するものとの別れ)、怨憎会苦(怨みや憎しむものとの出会いの苦しみ)から逃れられない。

仮に支える人の存在が自分の支えになり未来になるとしても、いつかは一人になる定めにある訳で、さらに愛別離苦の苦しみの末に、お互いの存在を祈りの中に証しするしかなくなると思うと、生きることの空しさを禁じ得ない。

そんな想いに、改めて今あることに感謝したい。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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