都知事選の立候補者は確か過去最多56名の筈だが、貼付されているポスターはご覧の通りほんの一部、マスコミ報道とはかなり違う。
また、雨による悪天候から、駅前や街中の街宣に出くわすこともなく、普段と変わらぬ都会の喧騒にはちょっと拍子抜けしてしまった。
それにしても、猛暑も嫌だが、今回のゲリラ豪雨もいただけない。今年の夏は、気候変動から、そんな極端な天候が度々訪れるようで、熱中症だけでなく、豪雨による土砂崩れや浸水などへの心構えも必要となる。
一極集中が二次災害を招く恐れもあり、電気がなければトイレも使えず街全体が汚水塗れになると思うと都市インフラの脆弱性が危惧される訳で、やはり都市機能の分散は急務ではないかと思う。
それにしても、災難は災害ばかりでなく移民流入による社会秩序の崩壊、グローバル化に伴う社会の分断や分裂も危惧され、全裸に近いポスターや売名行為に悪用される選挙制度には、暗黙の了解が通じない社会になりつつある。
そんな相互不信や孤立感が高まる中、日本の伝統や文化、風俗や習慣、そのものを見直し再構築する必要があるように思う。
そんな想いに、改めて、今あることに感謝したい。