都知事選

政治は超現実な問題を超現実に解決していく訳だから、立憲共産党(?)の蓮舫さんや理論づくめの石丸さんより、小池さんの方が保守利権に近いことからまだマシのような気がするが、正にリアルとバーチャルの戦いのような選挙戦で、これからの選挙戦の行方が見ものである。

そんな選挙戦を傍目に、世間は定額減税や新円発行など新たな局面を迎え、米国債追加発行の買い支えによる円安進行など、さらなる物価高や資源不足(食糧難)が予想され、相も変わらず心穏やかとはいかない。

しかし、戦後Economic animalとか言われながらも、がむしゃらに働き、世界の富を掻き集めてきた我々が、中国や韓国に侮られる経済状況に追いやられるとは如何とも解せない。然したる原因を考えてみても、日本の教育レベルが低い訳でもなく、怠惰な民度でもないことから、やはり政治や経済政策に問題があったのではないかと思う。

日本のジャーナリズムがもっとしっかりしていれば、もっとまともな社会になっていたように思うが、とにかくジャーナリズムはアイデンティティなきプロパガンダに成り下がり、責任ある立場の人達は率先垂範して悪さをするのだから始末が悪い。まあ、先見性がないと言うか、自分だけよければいいと言うか、とにかくエゴ我欲我執の塊な訳で、自分らの子供や孫たちがどうなってもいいのだろうか?

少なくとも社会は分裂や分断の流れにあって、大人の合意形成がし難くなってきたことは確かで、今回の都知事選の石丸候補などの言動を拝見するに、市長時代の議会対応にしても、対立と分断を招くような言動には、やはり一定の配慮に欠けるものがある。

まあ、理屈やバーチャルを主体とする人物と拝するが、この辺は田中角栄さんのようなドブ板選挙とは違うものを感じる。

何事も現場主義、現場現実を知らねば、特に政治に加担してはならないように思う。その意味から、やはり思慮深い人間は政治には向かないような気がする。

そんな想いに、涼しき草庵に安処し、改めて今あることに感謝したい。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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