よく自分のことばかり気にしている人がいるが、私はどちらかと言えば自分のことより人のことが気になる。職業柄一日に何人もの人と接するので、さらにそんな自分の性格が幸いしてか、人を見る目がかなり養われたような気がする。第二の人生で会得した賜物である。
そんな日常に、私の知り合いにビーズアクセサリーのデザイナーがいるが、遅めの朝食の時に℡があり、私を介して妻がピアスの話をしている。デザインがどうのこうのとか言う話になって、話だしたら止まらない。このデザインの方が似合うとか、この服に合うとか普段着にもできるとか、想いが膨らんで切がない。自分の想いやデザイナーとのやり取りでは終わらずに、ついにコーヒーを飲む私にも意見を求めてくる。
私はどちらかと言うと直感を信じる方なので、まあ、アクセサリーは夢を買うものだと思っている。それが、女性は違うのである。服装や髪形に合うとか、どんな風に見えるとかが気になるらしい。まあ、ピアスやネックレスは、アフリカの原住民でも、野獣を追い払うためにしているのか、ドデカい輪っかなどを身に着けている。口に大きなお皿を入れている原住民もいる。女性とは怖い生き物である。
そんなことを考えたら、思わず吹き出してしまった。所詮、女性は自分の容姿からは離れなれない。女性はそれでいいと思う。しかも、聞くところによると、異性を観察する能力も、女性の方が男性よりも勝っているらしい。
まあ、女性は身の危険を守る能力に長けているのだろうが、アフリカのシャーマンや女性が、野獣や悪霊を追いやるために身に着けている輪っかなどは、反対に野獣や悪霊を呼び寄せるようなものと考えられない事もなく、先進国の女性のアクセサリーなどに至っては、女性が無意識にいい男や幸運を呼びよせようとするものなのかもしれない。
まあ、多くの男性は、基本的に「女は愛嬌」だと思っていると思うが、AKB48の今年のお台場合衆国のテーマソング「恋するフォーチュンクッキー」にあるように、女性は化粧や服装やアクセサリーに凝るよりは、「ツキを呼ぶには笑顔をみせること」に尽きると思う。誰にとっても「笑う門には福来る」であって、NHKの昔の人形劇「ひょっこりひょうたん島」ではないが「鳴くのは嫌だ。笑っちゃお、進め、ひょうっこりひょうたん島」でなくては、如何なる時代であってもツキは呼べない。
そんな訳で、私としては、何事も自分に執着しないで、適当にいろんな人と気楽に楽しくお付き合いして、ツキを呼び込み、今年こそは、宝くじを当てようと思う次第である。
そのとおりですね!
アクセサリーにせよ笑顔にせよ、自分の周辺に向けて発信されるもので、それに対する周囲の反応はきっと彼女を幸せにしてくれるものなのでしょうね。
私も今日宝くじを買う予定なので、笑顔を意識して運を呼び込みます!