東京銀座の泰明小学校が、イタリアのデザイナー「アルマーニによる標準服」を導入することについて、いろんなコメントが寄せられているが、今の時代だから、これもありかなぁと思う。

まぁ、私的には小学校は育ち盛りだから、デザインも大切だが、素材の良いものを体の成長に合わせて、着せ替えてやれば、いつも小ぎれいに身だしなみに気を配ることの大切さを学べると思うが、その意味からして、特に外国のデザイナーやブランドに拘ることはないものと思う。

まあ、銀座と言う外国のブランドショップが立ち並ぶ土地柄、ブランドデザインの標準服を着ることで、学校へのアイデンティティーが高まるとする校長先生のご意見も分からないことはないが、まぁある種の俗物根性の域を出ない発想である。

その一方、見た目やイメージが先行し、本音より建前が社会的に評価される世相を踏まえると、強ち校長先生のお考えも間違いとも言い切れない訳で、今の時代に則した本音による選択と言えないこともない。

自由、民主主義、平等や公平、差別や偏見など、その意味を学び知ったところで、現実には、いろんな形の格差や偏見や差別の中に生きている訳で、いずれにしても、「言行一致」に生きる誠実さを学べば、他のことはどうでもいいように思う。

理想は理想、現実は現実である。要するに、教育の使命は嘘をつかないこと、真面目な人間に育て上げればいい訳で、最悪は、お隣の韓国のように、自分勝手で平気でノーショーするような不誠実な人間に仕立て上げてしまわなければいいように思う。

まあ、時代は利益や効率を求め、損得勘定や目先の欲得から、平気で身内や仲間を裏切ったり寝返ったりするわけで、それこそ、何か絶対的なものに「心の拠り所」を求めない限り、心の平安は得られない変な時代でもある。

そんな想いに、話は全く飛躍するが、秋篠宮の長女「真子様のご婚姻」についても、余りにも違う境遇からして、いろんな憶測が飛び交う中、再来年にあっても、お二人のお気持ちが変わらぬことを願いたい。

まあ、理想に生きるか、現実に生きるか、愛に生きるか、義に生きるか、そのどれをとっても、私は正しいように思う。そんな思いに、つくづく、私たちの理性や知性の限界を感じる訳で、私的には、男と女の特性からして、世故に長けて生きるよりデカダンスに生きる方が、私達の本質に近づけるものと思う。

そんなわけで、何か取り留めのない話しになってしまったが、制服に限らず、私的には小さいうちから一流のものに触れることも大切だと思う。まあ、時代が時代だから、お金持ちはお金持ちに、貧乏人は貧乏人にして、お互いに、分相応にあればいいように思うが、いずれにしても、何事も益と為すか為さぬかは本人の考え次第である。

オリンピックの北朝鮮の美女応援団やナチスドイツの軍服ではないが、デザインもそれなりに時代を反映している。ご健闘をお祈り申し上げる次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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