芸術の秋、行楽シーズンの到来だが、今年もコロナのおかげで台無し、かろうじて食欲の秋だけは何とかなりそうだが、それでもいろんなものが値上がりし、さらに巣篭もり状態の個食では食事と言うより単なる餌、先行きが思い遣られる。

夏祭りもなければ、秋祭もない。特に秋祭は五穀豊穣に感謝するお祭り(宗教行事と言うより地域文化)だから、単なる地域文化の崩壊に留まらず、瑞穂の国日本人の心根を骨幹から喪失するものであり、誠に由々しき状況にある。

まあ、1年や2年どうって事はないとは思うが、それでもそんなことが長く続くと、それが社会通念や常識になってしまい、後々もとに復帰することが難しくなる。

まあ、変化と多様性を売り物にするグローバリストの思う壺だが、私としては地域文化を少しでも孫たちに伝えて行けたらいいと思う。

ところで、政府の人口動態調査によると、この2年の人口減少が著しく、コロナウィルスが直接的な要因ではないとしても、失業や廃業、テレワークや絆の喪失などにより、生活環境が大きく変わったことも大きく影響しているように思う。このまま行けば、毎年50万規模の都市が消滅していくと言うが、どうなるものか恐ろしくなる。

まあ、日本人は器用で繊細で自分に適した環境なら、その能力を最大限に発揮できるが、自分にそぐわない環境だと反対に、最も簡単に潰れて絞れてしまう傾向にあるらしく、そんなことも考え合わせると、9月以降、企業向けの雇用調整金が枯渇し雇用環境がますます悪化すると、更なる犠牲者が出るものと思う。

まぁ、とにかく受難災難の時だから、何とか、気丈夫に構え、自分なりに生き延びる手立てをするしかない。

幸い、私はグルメではないから、かなりの粗食に耐えられるが、世界的に異常気象による農作物の不作や流通環境の悪化などから、これから食糧事情が悪化し大幅な値上げが想定される訳で、戦争にでもなると、それこそ食うや食わずの生活になるかも知れない。

いずれにせよ、変化の多様性の中に、古き良き日本の心を失わずして、政府筋やマスコミや巷の情報に惑わされず、己の内なる力を信じて頑張ろうと思う。

今日は金曜日、解体作業で疲れた身体を今週いっぱい休養して、来週からは農家の知人に聞いたりしながら、畑作に挑戦してみようと思うが、見上げれば、切り倒さず残った柿の木には、柿が幾つもなっている。楽しみである。

伸び切った枝が東電の支柱に届いており、解体に際して仮留めした電線の移設工事の打ち合わせに担当者が午前中きたが、柿の木が邪魔になるので、剪定が終わった段階で、工事することになった。多分11月以降になると思う。

そんな訳で、今日は何気に秋の長雨に季節の変わり目を実感した訳で、寂しいと思えば寂しいが、最近は自分でいろんな料理ができるから、レシピを考え1時間ほどかけて料理を作っているうちに、そんな思いも吹っ飛んで、さらに食べれば自分なりに大満足である。

すべてに感謝したい。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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