過信

過信や高慢な心や思い込みは、動もするととんでもない事故や事件に巻き込まれる。

例えば、通常の使い方をしていれば、電動工具などは安全と思いきや、やはりスピーディーに作業が済むだけに危ないものがある。

仮に穴あけをする場合、キリでもできるが、ドリルドライバーを使うとストレスなくいとも簡単に穴あけができる。しかし、注意しないとドリルの先端が細く尖っているから、うっかり引っ掛かって、その先端が服や手足などに食い込む事故に会わないとも限らない。

電子丸鋸や電気カンナなども板を切ったり削ったりするには超便利な電動工具だが、最近広島の森林公園で高齢のボランティアが材木を丸鋸で切断中に誤って自分の太腿を切り、出血多量で亡くなる事故があった。

普通に考えればあり得ない事故だが、丸鋸は1分間に5000回転以上、歯が回転するから、木の節や曲がって切ると、強い力で押し戻され、運が悪いと手足を切断する事故にあう。

そんなことにならぬ細心の注意が必要なことは言うまでもないが、何事も油断と過信は禁物、あり得ない事故に巻き込まれることもある。

まあ、一般的に便利なものほど、リスクが伴うもので、スマホなども便利だが、注意して使わないと個人情報が漏洩したり、詐欺にあったりする。

私も以前サウンドハウスと言う大手のオーディオや楽器を取り扱う楽器店のネット販売を利用したが、その店から個人情報が流出して、インドネシアで500,000円ほど不正利用されてしまったが、海外での利用からカード会社から連絡があって補償してくれたものの、国内利用ならどうなったか分からない。

そんなことから通販は大手の通販サイトを利用するようにしているが、さらにプリペイド型のカードを利用するのもありだと思うが、万が一のことを想定して、アマゾンはアマゾンカードを、楽天は楽天のカードを利用する様にしている。

まあ、ついつい人間は怠惰な生き物だから、端折って手抜きしてしまうが、何事もする限りには初心に戻って対峙する必要がある。

そんなことから、出会いも「一期一会」、偶然と必然が織り成す世界に、まさに奇跡的に展開されるものだから、いい加減に対峙してはならぬ最たるもので、「後悔先に立たず」とはよく言ったものである。

そんな中、コロナ禍で若者の自死が増えているが、まるでゲーム感覚で、リセットするようなイメージで自死を捉えていたら、取り返しがつかないことになる。人生は何事も本質的にやり直しが効かない「一発勝負」であることを、肝に銘じて知る必要がある。

また、日々日常の所作、立ち振る舞いの美しさも、恐らく手先や足先まで意識した動きによるものと思われるが、文化芸術やスポーツなどのパフォーマンスの華麗な見せ場も、鍛錬した意識の使い方にあるものと思われる。

まあ、凡人の私には無縁な領域だが、それでも手足を意識して使うことは大切で、ラジオ体操やウォーキングなどもおざなりにやっていては効果が半減する。

まあ、ちょとした段差につまづくようになっては寂しい限りの話しだが、それでも己れの気力を振り絞り、物事に対峙すれば、己の存在をアピールし証しできるものと信じている訳で、全く笑ってしまう話しである。

その一方、何事にも確かなエビデンスが求められる時代を背景に、大学や政府や大手マスコミなどの権威筋が発する情報が恣意的に意図的に捏造されるものもあり、そうなれば、尚のこと、己の感覚や神経を研ぎ澄まし対峙しなくてはならなくなる。

まあ、疑心暗鬼の中、全てが自己判断、自己責任が問われる時代に、誰もが「鶏口となるとも牛後となるなかれ」とはいかないが、民主主義の原則は、学びと全員参加にある訳で、ハロウィンを間近に、自粛解除にバカ騒ぎする社会のあり様を踏まえると、時代は愚民化が進み人工知能AIによる独裁支配社会を目指しているのかも知れない。

しかし、そんな中にあっても、私達は自尊自立、神仏の御手にあって、男として女として、尊厳あるものとして生き抜くべきで、高齢にしても、そんな想いを孫子に伝えられたらいいと思う。

まあ、夜中に目覚め、こんなことをしているから、体調も悪くなるはずである。戒めて対処したい。

今あることに心から感謝したい。

高級ピアノの音色、いつか機会を見つけて聞きたいと思う。すべてに感謝したい。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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